大分類 中分類 内容 主な適用範囲 成果物・モデル
トップダウン・アプローチ



⇒戦略や業務から情報化のビジョンをどのように描くか
戦略指向
パターン
経営戦略・事業計画から情報化戦略、システム化構想などの方針を描く 戦略的強化分野 IT戦略マップ(パフォーマンスリファレンスモデル)
プラクティス
(プロセス)
指向パターン
(1)達成目標に向けた最適プロセスを構築する
⇒ビジネスモデル開発型
(2)他社の優れたプラクティスを移植し導入する
⇒プロセスフィットギャップ分析型
(3)現行プロセスを目的に沿って改善する
⇒BPM型
コア事業
(戦略的強化、効率追求)
プラクティスリファレンスモデル
プロダクト
(パッケージ)
指向パターン
標準的なプロセスをシステムパッケージごと導入する(ERP導入型) 管理業務( 会計・人事など) ERPモデル
SOAモデル【注2】
ボトムアップ・アプローチ


⇒情報活用基盤のデザインをどのように最適化するか
情報資源化
パターン
情報(データ)を有効に活用し価値を高める取組み 全社業務、特に経営管理業務 エンタープライズ・データモデル
既存システム利活用・リフォームパターン 現行業務システムの活用状況、有効性、効率性等を評価し、効率の低いシステムを廃止・改善する進め方 全社業務 システム資産有効度評価、ROI評価
IT基盤標準化
パターン
IT基盤の非効率性を標準化や共通化によって解決する 全社業務 I Tアーキテクチャ標準
※注2: SOA:Service Oriented Architecture 大規模なシステムを「サービス」の集まりとして構築する設計手法。

図4:全体最適化に向けたアプローチの種類