managementサンプルを試す
Javaコマンドを使ってデモを起動
samples/managementディレクトリから次のコマンドを実行します。
UNIXの場合は以下のコマンドを実行します。
java -Djava.util.logging.config.file=$CELTIX_HOME/etc/logging.properties
-Dceltix.config.file=file:///$CELTIX_HOME/samples/management/server.xml
demo.hw.server.Server &
java -Djava.util.logging.config.file=$CELTIX_HOME/etc/logging.properties
demo.hw.client.Client ./wsdl/hello_world.wsdl
java -Djava.util.logging.config.file=$CELTIX_HOME/etc/logging.properties
demo.hw.jmxconsole.Client
サーバがバックグラウンドで起動します。クライアントを起動した後で、サーバプロセスをkillコマンドで終了してください。
Windowsの場合は以下のコマンドを実行します。
start
java -Djava.util.logging.config.file=%CELTIX_HOME%\etc\logging.properties
-Dceltix.config.file=file:///%CELTIX_HOME%\samples\management\server.xml
demo.hw.server.Server
java -Djava.util.logging.config.file=%CELTIX_HOME%\etc\logging.properties
demo.hw.client.Client .\wsdl\hello_world.wsdl
java -Djava.util.logging.config.file=%CELTIX_HOME%\etc\logging.properties
demo.hw.jmxconsole.Client
新しいコマンドウィンドウがサーバプロセスのために起動します。クライアントを起動した後に、コマンドウィンドウで「Ctrl-c」キーを押してサーバプロセスを終了してください。
Celtix被管理コンポーネントを参照するには、jconsoleを起動してJMXサービスのURLを入力します。
jconsole
service:jmx:rmi:///jndi/rmi://localhost:1099/jmxrmi/server
WSDLファイルやclassファイルから生成したコードやbuildディレクトリを削除するには次のコマンドを実行してください。
ant clean
コンフィグレーションファイルについて
コンフィグレーションファイルの「server.xml」と「client.xml」には、ほぼ同じ内容が含まれています。それぞれのコンフィグレーションファイルには、2つのプロパティをもった
最初のプロパティは、被管理機能マネージャとJMXマネージャを起動するための情報です。2つ目のプロパティでは、MBServerで PlatformMBeanServerを利用するための情報とJMXConnectorServerの基本的な動作モード、 JMXConnectorServerのURLを指定します。
このファイルの指定をする際には、CeltixインストレーションのresourcesディレクトリにあるスキーマやXMLメタ情報を参照してくだ さい。サンプル2の「Configuration」で、これらのファイルを使ってコンフィグレーションファイルを構成する手法について解説しています。
Celtixの被管理(instrumentation)機能を設定する際には、被管理リソースを公開するための被管理機能とJMXを利用するため のCeltix busをそれぞれ構成する必要があります。これはBusの機能の一部となっているため、Busのコンフィグレーションファイルで構成を行います。コンフィ グレーションIDは「instrumentation」となります。
XMLメタ情報ファイルの例としては、resources/config-metadata/ディレクトリにあるinstrumentation- config.xmlが参考になるでしょう。
さらに、configItemの
次に、resources/config-metadata/ディレクトリにあるスキーマファイルinstrumentation- config.xmlをチェックしてください。instrumentationContorlエントリは、resources/schemas.wsdl /ディレクトリにあるスキーマファイルinstrumentation.xsdにおいてInstrumentationPolicy型と定義されている点 に注意してください。
このInstrumentationPolicy型は、complex型のため必ず2つのelementが必要となります。ここでは InstrumentationEnabledエレメントとJMXEnabledエレメントが使われています。この2つのエレメントが InstrumentationPolicyとして合成され、エレメントシーケンスが生成されます。
なお、InstrumentationEnabledエレメントとJMXEnabledエレメントを利用するためには、
今回のデモのようにMBServerがjconsoleへアクセスできるように設定する場合、JMXEnabledをtrueに指定し、さらに MBServerの