managementサンプルを試す

2006年11月29日(水)
江川 潔

antを使ったクライアントのビルドと起動

   samples/managementディレクトリからant buildスクリプトによってビルドし、デモを実行します。

   UNIXとWindows共にビルドを行った後でサーバを起動します。


ant build
ant server
 
  さらに別のコマンドプロンプトからクライアントを起動します
 
ant client

   このデモでは、Celtixの被管理コンポーネントの属性を取得・設定したり、コンポーネントの運用機能を呼び出すことができます。

   次に、以下のコマンドでコンソールを実行します。

ant jmxconsole

   Celtix被管理コンポーネントを参照するには、jconsoleを起動してJMXサービスのURLを入力します。

jconsole
service:jmx:rmi:///jndi/rmi://localhost:1099/jmxrmi/server

注2: 上記のようにJMXサービスのURLを指定する場合、ユーザ名とパスワードは空白で指定してください。またantコマンドで起動したサーバは数分後に自動的に終了するため、必ずサーバの起動中にエージェントへ接続してください。

   WSDLファイルやクラスファイルから生成したコードを削除するには、次のコマンドを実行します。

ant clean

wsdl2javaとjavacコマンドを使ったビルドと起動

   samples/managementディレクトリからターゲットディレクトリのbuild/classesを作成し、WSDLファイルからコードを生成します。

   UNIXの場合は以下のコマンドを実行します。

mkdir -p build/classes
wsdl2java -d build/classes -compile ./wsdl/hello_world.wsdl

   Windowsの場合は以下のコマンドを実行します。

mkdir build\classes
wsdl2java -d build\classes -compile .\wsdl\hello_world.wsdl

   次のコマンドでクライアントとサーバアプリケーションをコンパイルします。

   UNIXの場合は以下のコマンドを実行します。

export CLASSPATH=$CLASSPATH:$CELTIX_HOME/lib/celtix.jar:./build/classes
javac -d build/classes src/demo/hw/client⁄*.java
javac -d build/classes src/demo/hw/server⁄*.java
javac src/demo/hw/jmxconsole⁄*.java

   Windowsの場合は以下のコマンドを実行します。1行目がすでに設定されている場合は2行目から実行してください。

set classpath=%classpath%;%CELTIX_HOME%\lib\celtix.jar:.\build\classes
javac -d build\classes src\demo\hw\client\*.java
javac -d build\classes src\demo\hw\server\*.java
javac -d build\classes src\demo\hw\jmxconsole\*.java
日本アイオナテクノロジーズ株式会社 テクニカルセールスマネージャ

株式会社富士通SSLでNTT仕様のオペレーティング・システムの開発に従事したのち、日本ディジタルイク イップメント株式会社でNTT向けシステムの開発、その後、ソフトウェアとハードウェアのプリセールス活動を展開した。DECの合併を経て、現職のミドル ウェア製品のマーケティング、アライアンス、プリセールスなどに従事。

blog「Essence is Real」
http://blogs.iona.com/essence/

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