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Telelogic Special Interview
企業の目標達成のベストプラクティス「エンタープライズアーキテクチャ」とは
テレロジックAB チーフ・ストラテジスト ジャン・ポプキン
テレロジックAB  チーフ・ストラテジスト
ジャン・ポプキン
 エンタープライズアーキテクチャのエバンジェリスト。Popkin SoftwareのCEO兼設立者であり、現在はテレロジックABのチーフ・ストラテジストとして、テレロジックの技術、マーケティング戦略を支える。ビジネスプロセスモデリング規格の主要団体OMGのBPMI.orgの審議委員会役員をはじめ、INCOSEやACM、IEEEの会員、Worldwide Institute of Software Architectsのアークテクチャフォーラムの創立会員、NYSIAの役員などの主要メンバーとして活躍している。
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   以前からエンタープライズアーキテクチャについては、語られてきた。しかし日本においてはその概念が先行し、企業に浸透しているとはいいがたい。米国では、すでにベストプラクティスとして認められつつあり、成熟期を迎えているという。そこでエンタープライズアーキテクチャの第一人者であるテレロジックAB チーフ・ストラテジストのジャン・ポプキン氏にエンタープライズアーキテクチャとは何かについて、お話を伺った。

— はじめにエンタープライズアーキテクチャについて教えてください
ジャン・ポプキン氏 ポプキン氏：企業における目標や戦略を達成していくには、青写真やロードマップが必要です。これがエンタープライズアーキテクチャと呼ばれるものです。

   エンタープライズアーキテクチャとは、企業内における組織や業務プロセス、ITシステムがどのような構造になっているのかということをあらわしたものといえます。またエンタープライズアーキテクチャを考える上で時間軸に注目する必要があります。つまり現在企業がどのようなポジションにあり、今後どのような方向に進んでいくのかということも重要になります。

   それらが明確であれば、企業の目標や戦略を達成していくことができるでしょう。それらを明確にするのを助けるのが先日発売した「Telelogic System Architect v10.5日本語版（以下、System Architect）」なのです。


— 「System Architect」とはどのようなソリューションでしょうか
ジャン・ポプキン氏 ポプキン氏：System Architectとは、企業における意思決定をサポートするソリューションです。

   先ほども述べたように、それぞれの企業には目標や戦略があります。それらを達成するために、経営者は日々様々な決定をしていかなければなりません。その判断の際には、あらゆる情報が必要となるでしょう。それらの情報の収集から分析までのプロセスを助けるソリューションがSystem Architectで、3つの製品から構成されています。

System Architect/Web Publisher
System Architectのリポジトリ（データベース）に保持されているモデルやデータを用いてWebサイトを作成する際に必要となる機能を提供。
System Architect/XT
Webベースのエンタープライズアーキテクチャで、Webブラウザ経由で情報の閲覧する際に必要な機能を提供。
System Architect/ERP
探索目的のみでエンタープライズアプリケーションメタデータを抽出するツール。

表1：System Architectの製品構成

   注意すべき点はSystem Architectはあくまで意思決定をサポートするためのソリューションであり、System Architectが意思決定をするのではない、ということです。

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INDEX
企業の目標達成のベストプラクティス「エンタープライズアーキテクチャ」とは
はじめにエンタープライズアーキテクチャについて教えてください
  意思決定をサポートするとはどういうことでしょうか