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| 情報システム管理部門ならwizpyをこう使え! | ||||||||||
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2007年3月から発売を開始した「wizpy(http://www.wizpy.jp)」は10月4日から新たに3色を追加しました。既存の「ソリッドホワイト(2GB版/4GB版)」と「ソリッドブラック」「wizpy KNOPPIX Edu6 Edition」、そして新色の「チタンシルバー」「スマートブルー」「シュガーピンク」の計7種類の製品ラインナップとなっています。 本記事では「情報システム管理部門などで働く技術者の方がwizpyを使うシーンは?」というテーマで、wizpyの活用方法を紹介します。 まず一番簡単な方法として「wizpyをサーバマシンの障害の切り分けに利用する」という方法があります。wizpyはご存じの通り、USBからTurbolinuxを起動する製品です。つまり起動させたいPCにインストールされたOSに関係がないほか、内蔵しているHDDにも干渉しないという特徴があります。 これを利用することで、wizpyから当該マシンが起動できれば問題はHDD内のOSにあることがわかります。またwizpyからブートできない場合には、何らかのハードウェア側の問題であると切り分けることができます。 サーバを運用していて障害が起きた場合、それがハードウェアに起因するものなのか、OSまたはソフトウェアに起因するものなのかを、素早く切り分けることは、その後の復旧作業を行う上で非常に重要になります。完全な原因特定までは難しいかも知れませんが、障害発生時の初動という意味では、wizpyは非常に有用なツールになります。 さらにwizpyはソフトウェアを追加することで、自分の利用法に合わせたカスタマイズを施すことも可能です。ここで注意しておきたいのは、wizpyにアプリケーションを追加するためには、通常Turbolinuxで使うrpmというパッケージではなく「ama」というwizpy独自のパッケージを利用する点です。 wizpyはUSBブートを基本としていますが、その中身は「読み込み専用(CD-ROM)領域」と「書き込み可能領域」に分かれています。この書き込みが可能な領域にamaパッケージを使用して、ソフトウェアを追加することになります。 amaのパッケージとしていくつかのソフトウェアを「wizpy club(http://www.wizpy.jp/plugin/plugin.html)」の「wizpyアップデータ」コーナで公開しています。さらにamaパッケージを自分で作成することもできます。 このamaパッケージを利用するためには、開発環境と「wizpyアプリケーション開発キット」を用意する必要があります。ただしwizpy自体には開発環境が用意されていないため、別途Turbolinux FUJIによる環境を構築しておく必要があります。 Turbolinuxでgccによる開発環境を用意し、さらにwizpyアプリケーション開発キット「appmod-sdk-20070405(http://www.wizpy.jp/plugin/sdk.php)」をダウンロードします。 |
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