【セキュリティ最前線】
土日に買って勉強したい「セキュリティ」本
第1回:編集者ガチンコバトル「セキュリティを強化する最新刊」
著者:シンクイット編集部
公開日:2008/1/12(土)
強固なセキュリティ環境を構築する書籍はこれだ!
1月の特集「セキュリティ最前線」では、最先端のセキュリティ事情から現場で使えるノウハウまでを詰め込んでお届けしている。
毎週土曜日にシンクイットのメールマガジン「Think IT Today」で先行公開している本連載「土日に買って勉強したい『○○』本」でも、もちろんセキュリティに関する書籍情報を取り上げる。
なお1月5日に新春特別企画「あのロボットのOSってなに?」を公開した関係で、1月の本連載は変則的にThink ITライター陣推薦書籍を除いた3回構成でお伝えする。
第1週目となる今回は、特集テーマに合わせた各社最新の書籍を取り上げ、それぞれの担当編集者によるコメント合戦「編集者ガチンコバトル」だ。各社の編集者が手がけた「セキュリティ」に関する書籍を紹介する。
1冊目はインプレスジャパンから発売されたばかりの「できるPRO Fedora 8 Linux完全活用編」だ。多数の読者から支持されている「できるシリーズ」のテイストで、Fedora 8の使い方を隅から隅までずずずい〜っとレクチャーしている。
正しくセキュアなサーバ構築は入門書で学べ!
できるPRO Fedora 8 Linux完全活用編
著者:辻秀典、渡辺高志、鈴木幸敏&できるシリーズ編集部
発行:株式会社インプレスジャパン
ISBN:978-4-8443-2502-4
仕様:B5変型判 600ページ
価格:2,850円(税抜き)
発売日:2007年12月21日
お勧めコメントを寄せてくれたのは、高橋 正和さん。これまでに「できるPRO Apache Webサーバー」や「まるごとJavaScript&Ajax Vol.1」「まるごとPerl Vol.1」「仮想化技術完全攻略ガイド」「Solaris 10完全攻略ガイド」「PLAYSTATION 3 Linux 完全攻略ガイド」「W-ZERO3を使いたおす本」など、多数の人気書籍を手がけている編集者だ。
「Webを検索した情報をツギハギしただけでも、サーバを立てられないことはありません。しかし、正しくセキュアにサーバを立てるには、まず本を通して読んで基礎を身につけるのがお勧めです。
本書は、Linuxディストリビューション『Fedora 8』を題材に、インターネットサーバからイントラネットサーバ、デスクトップまで、Linuxの使い方を用途ごとに解説した入門書です。
インターネットサーバ向けには、インストールにはじまり、コマンドラインの基本操作、ファイアウォールやサービスの基本設定、DNSサーバ、メールサーバ、Webサーバ、NAT、Webメール、ブログなどを、実際の構築手順に則って説明しています。
インストール用DVD-ROMと、インストールせずに使えるLive CDも付属しています。本書で基礎を覚え、実際の動作を確認して、しっかりとサーバを立てる方法を学んでください」
次ページでは、毎日コミュニケーションズの「Windowsクライアントのアクセス制御と監査」を紹介する。 次のページ