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| はじめに | ||||||||||||
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皆さん、こんにちは。ビーブレイクシステムズの益原です。 今回も前回に引き続きEclipse Test and Performance Tools Platform(Eclipse TPTP)を使用したアプリケーションのプロファイリングについて解説します。 前回はアプリケーションのプロファイリングを実行するところまで解説しました。今回はカバレッジ統計、メモリ統計、実行統計、実行フロー、UML 2.0のトレース/相関図について解説し、Eclipse以外のアプリケーションをプロファイリングする方法について説明します。 |
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| カバレッジ統計:Coverage Statistics | ||||||||||||
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カバレッジとは、プログラム中のコードがどの程度実行されたかを分析することです。Eclipse TPTPのカバレッジ統計ビューを使用することにより、メソッド単位の実行回数やカバレッジ率などを参照することができます。これは予期しないメソッドの呼び出しなどを特定するのに役立ちます。 それではカバレッジ統計ビューを開いてみましょう。 図1の「Profiling Monitor」ビューで「Method Code Coverage」をダブルクリックします。または同じ「Profiling Monitor」ビューで対象アプリケーション(図1でいうと、「sample.MyDog…」か「<monitoring> Profiling…」)を右クリックして「Open With → Coverage Statistics」を選択するか、ツールバーのボタンからカバレッジ統計ビューを開くことができます(図2)。 図2のカバレッジ統計ビューに表示されている「Calls」はメソッドが呼び出された回数を示します。 「Method missed」は実行されなかったメソッドの統計です。パッケージやクラス単位、ようするにメソッド単位で1度も実行されなかった場合に"missed"が表示されます。逆に「Method hit」は実行されたメソッドの統計です。 また、「% Method Hit」は全メソッド中で実行されたメソッドの割合です。クラス単位では常に空となります。 図2の例ではwalk()メソッドが一度も実行されていないので「missed」の列に"missed"と表示されています。それによりメソッド実行率の数値も変化していることが確認できると思います。 |
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