「SparkyLinux 8.4」リリース ─ 32bit PC向けISOを復活

Debian 13ベースの四半期更新、Linux 6.12.101-LTSやFirefox 140.13.0 ESRを収録

8月11日 23:28

 SparkyLinux開発チームは8月10日(現地時間)、Linuxディストリビューション「SparkyLinux 8.4」をリリースした。

 「SparkyLinux」は、Debianをベースとする軽量Linuxディストリビューション。比較的古いコンピュータでも利用できることを重視しており、KDE Plasma、Xfce、LXQt、MATE、Openboxなどを採用した複数のエディションが提供されている。

 「SparkyLinux 8.4」は、安定版系列「SparkyLinux 8 "Seven Sisters"」の4回目となる四半期更新版。Debian 13 "Trixie"をベースとし、8月9日時点におけるDebianおよびSparkyLinuxリポジトリの更新が取り込まれている。

 「SparkyLinux 8.4」の主な変更点は次の通り。

〇32bit PC向けi686-pae Live/Install ISOイメージの提供を再開
〇64bit PC版でLinux 6.12.101-LTSを採用
〇32ビットPC版でLinux 6.12.102-LTSを採用
〇ARM64版でLinux 6.18.39-rpiを採用
〇Linux 7.1.8、Linux 6.18.43-LTS、Linux 6.12.102-LTSをSparkyLinuxリポジトリで提供
〇KDE Plasma 6.3.6、LXQt 2.1.0、LibreOffice 25.2.3、MATE 1.26.0、Xfce 4.20、Openbox 3.6.1、Firefox 140.13.0 ESR、Thunderbird 140.13.0 ESRを収録
など。

 今回の大きな変更点は、32bit PC向けISOイメージの復活。SparkyLinuxプロジェクトでは、Debianが32bit版Live/Install ISOイメージのサポートを終了したことに伴い、SparkyLinuxでも32bit版の提供を終了していたが、今回のリリースで復活した。

 32bit版は、Openboxを採用したMinimalGUIエディションと、テキスト環境のMinimalCLIエディションとして提供される。32bit版ISOにはCalamaresインストーラが含まれていないため、「sudo sparky-installer」コマンドを実行し、テキストモードでインストールする必要がある。

 「SparkyLinux 8.4」は、WebサイトおよびSourceForgeから入手できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

[関連リンク]
Sparky 8.4リリースアナウンス

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