Linuxデスクトップ向けのソフトウェアデプロイメントツール「Flatpak 1.16」リリース

2025年1月22日(水)
 Flatpak teamは1月14日(現地時間)、Linux向けのソフトウェアデプロイメントツール「Flatpak 1.16」をリリースした。

 「Flatpak」は、Linux向けのソフトウェアデプロイ・パッケージ管理・アプリケーション仮想化を行うソフトウェア。旧称「xdg-app」。Flatpakによって、ユーザがLinux OSで動作するデスクトップ環境上で、アプリケーションとシステムを分離して実行できるサンドボックスを使うことができる。

 「Flatpak 1.16」では、Autotoolsに代えてMesonを使用してFlatpakをコンパイルできるようになったほか、USBデバイスの一覧表示やKDE​​検索補完を新たにサポートした。また、「セキュリティ コンテキスト」拡張機能を使用してプライベートWayland ソケットを作成するためのサポートが導入されるなど、Waylandとの統合の強化、その他機能強化、不具合の修正などが施されている。

 「Flatpak 1.16」は、Webサイトから入手できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

[関連リンク]
Blogによる記事  

Think ITメルマガ会員登録受付中

Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。

Think ITメルマガ会員のサービス内容を見る