LKRG(Linux Kernel Runtime Guard)は9月2日（現地時間）、「Linux Kernel Runtime Guard 1.0」をリリースした。
「Linux Kernel Runtime Guard」は、Linuxカーネルのセキュリティレイヤーとして機能するカーネルモジュール。カーネルの実行中に監視を行い、疑わしい・安全でない可能性があるものを検出する役割を、カーネルレベルで担う。異常を検知した場合、ログに記録したり、問題のあるプロセスを強制終了するなど、設定に応じて防御策を実行することができる。
「Linux Kernel Runtime Guard 1.0」は、Linux 6.13以降向けに調整され、古いカーネル向けの認証情報ポインタの上書きチェックの拡張など、複数の機能強化、安定性の向上が図られている。
アナウンス
「Linux Kernel Runtime Guard」は、Linuxカーネルのセキュリティレイヤーとして機能するカーネルモジュール。カーネルの実行中に監視を行い、疑わしい・安全でない可能性があるものを検出する役割を、カーネルレベルで担う。異常を検知した場合、ログに記録したり、問題のあるプロセスを強制終了するなど、設定に応じて防御策を実行することができる。
「Linux Kernel Runtime Guard 1.0」は、Linux 6.13以降向けに調整され、古いカーネル向けの認証情報ポインタの上書きチェックの拡張など、複数の機能強化、安定性の向上が図られている。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]アナウンス
この記事の筆者
関連記事
【CNDW2024】クラウドネイティブを支えるeBPFの実装と技術的背景を深掘り
3月27日 6:00
LLMが持つ知識を利用して段階的にプロンプトを組み立てる「Knowledge Return Oriented Prompting(KROP)」
10月23日 6:30
LinuxカーネルのUSB取り扱いに関する脆弱性、アップデートがリリースされる
2019年8月22日 14:31
完全フリーなソースコードを目指す「GNU Linux-libre 6.17」リリース
9月29日 23:13
Linuxカーネル「Linux 6.13」リリース
1月21日 0:01
【AIエージェント元年】機能戦争の幕開けと共創する未来への道筋
8月7日 6:30
筆者の人気記事
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。
