「Samba 4.24.6」リリース ─ CephFS共有でのsmbdクラッシュなどを修正
DRSのメモリリークやpthreadpoolの競合状態、CTDBの選挙処理も改善
15:07
Samba Teamは8月13日(現地時間)、ファイル共有ソフトウェア「Samba 4.24.6」をリリースした。
「Samba」は、LinuxおよびUNIX系システムでSMBやActive Directoryなどのプロトコルを利用可能にするオープンソースソフトウェア。Windowsクライアント向けのファイル・プリンタ共有、Active Directoryドメインコントローラ、ドメインメンバサーバなどとして利用できる。
「Samba 4.24.6」では、4.24.5で確認された、CephFS共有へのアクセス時にsmbdがクラッシュする問題、ディレクトリレプリケーションサービス(DRS)のメモリリーク、pthreadpoolおよびCTDBの競合状態などが修正されている。
「Samba 4.24.6」の主な修正点は次の通り。
〇DRSのレプリケーション失敗時に発生するメモリリークを修正
〇CephFSのルートにマウントされた共有のスナップショットへアクセスするとsmbdがパニックする問題を修正
〇プロキシ接続と非プロキシ接続のCephFS共有を混在させるとsmbdがクラッシュする問題を修正
〇プロセスのfork時にpthreadpoolで発生する競合状態を修正
〇s3 DFSサーバが無関係または存在しないメモリを一時的に読み取る問題を修正
〇dsgetdcname()がNetBIOSドメイン名からActive Directoryドメインを検出できない場合がある問題を修正
〇時刻情報を扱うNDR関数が値を二重にエンコードまたはデコードする問題を修正
〇CTDBが解放されたIPアドレスを引き継ぐ際にtickle ACKを送信しない問題を修正
〇CTDBでまれに選挙処理が入れ子になる問題を修正
〇cracknames.cにおける文字列のバイナリエンコード処理を修正
〇不安定になっていたleasesおよびwitnessのテストを修正
など。
「Samba 4.24.6」は、Webサイトから入手できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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