「PorteuX 2.8」リリース ─ 独自union filesystem「aufs-ng」を標準採用

Linux 7.2を搭載、Xfce向けOpenGLコンポジタ「xfwm4-gl」やNTFS上でのWine/Proton対応も

8月24日 21:15

 PorteuX開発チームは8月23日(現地時間)、Linuxディストリビューション「PorteuX 2.8」をリリースした。

 「PorteuX」は、Slackwareの64ビット版currentブランチをベースとし、SlaxおよびPorteusから着想を得て開発されているLinuxディストリビューション。高速、小型、ポータブル、モジュール式であることを特徴としている。

 「PorteuX 2.8」では、PorteuXプロジェクトが開発したunion filesystem「aufs-ng」と、Xfce向けOpenGLコンポジタ「xfwm4-gl」を標準採用した。また、Linux 7.2、GCC 16.2.0、FFmpeg 9.0.1、Mesa 26.2.1などへの更新や、NTFS上でWineおよびProtonを利用するための改善も行われている。

 「PorteuX 2.8」のハイライトは次の通り。
〇Linux 7.2を採用
〇独自開発のunion filesystem「aufs-ng」を標準で採用
〇Xfceの標準ウィンドウマネージャ兼コンポジタとして「xfwm4-gl」を採用
〇NTFS上のファイル名でコロンを利用可能にし、WineおよびProtonに対応
〇ntfsとntfs3の両ドライバに対応
〇GCC 16.2.0、FFmpeg 9.0.1、Mesa 26.2.1へアップデート
〇Cinnamon 6.6.9、COSMIC 1.6.0、GNOME 50.4、KDE Plasma 6.7.4へアップデート
〇NVIDIAドライバを610.57.04へ更新
〇LXDE 0.11.1、LXQt 2.4.0、MATE 1.28.2、Xfce 4.20を収録
〇initrd内のバイナリを更新し、uClibcを静的に組み込むことでサイズを約30%削減
〇initrdが起動時に出力した内容を保存するbootlogチートコードを追加
〇GCC 16で削除されたC++シンボルを復元するgcc15-compatを追加
〇カーネルでVirtualBox共有フォルダを有効化
など。

 デスクトップ環境別のISOイメージとして、Cinnamon、COSMIC、GNOME、KDE Plasma、LXDE、LXQt、MATE、Xfceの8種類が用意されている(いずれもx86_64向け)。

 「PorteuX 2.8」は、GitHubから入手できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

[関連リンク]
Release
PorteuXオフィシャルミラー(Slackware.uk)

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