「EndeavourOS Titan Nova」リリース ─ Arch LinuxをベースとしたLinuxディストロ
次期Tritonへの橋渡し、Nouveau環境を改善しBudgieを一時撤去
13:32
EndeavourOS Teamは8月28日(現地時間)、Linuxディストリビューション「EndeavourOS Titan Nova」をリリースした。
「EndeavourOS」は、Arch Linuxをベースとするローリングリリース方式のLinuxディストリビューション。Antergosの後継に相当する。Arch Linuxに近い構成を保ちながら、グラフィカルインストーラーのCalamares、ハードウェア検出、各種設定ツールなどを提供する。
「EndeavourOS Titan Nova」は、次期メジャーリリース「Triton」までの橋渡しとして公開された更新ISO。Linux 7.1.8やMesa 26.1.7などを搭載することでハードウェア対応を強化したほか、キーボード設定、NVIDIA GPUでオープンソースのNouveauドライバを使用する環境などが改善されている。
「EndeavourOS Titan Nova」のハイライトは次の通り。
〇最近のキーボード設定変更によってセットアップ時にエラーが発生する問題を修正
〇キーボード設定の問題に対する暫定パッチを追加
〇Nouveauドライバを使用するNVIDIA GPU環境で、ISOのライブ環境を改善
〇Budgieデスクトップのインストール選択肢を一時的に撤去
〇Linuxカーネル、Mesa、Xorg Server、NVIDIAドライバなどを更新
〇Titan Nova用の新しい壁紙を収録
〇Linux 7.1.8.arch1-3、Calamares 26.03.2.3-1、Mesa 26.1.7-1、Xorg Server 21.1.24-1などを搭載
〇NVIDIA Utils 610.57.04-1、NVIDIA Open 610.54.01-6を搭載
など。
EndeavourOSはローリングリリース方式を採用しているため、「Titan」は個別のアップグレード先を示すバージョンではなく、主としてインストールISOを識別する名称となる。既存環境では通常のパッケージ更新によって同等または新しいソフトウェアが提供される。
「EndeavourOS Titan Nova」は、Webサイトからダウンロードできる。
(川原 龍人/びぎねっと)
この記事をシェアしてください
