OpenVPN communityは9月3日(現地時間)、オープンソースのVPNソフトウェア「OpenVPN 2.7.7」をリリースした。
OpenVPNは、SSL/TLSを利用して安全な通信経路を構築するVPNソフトウェア。クライアント/サーバー型のVPNや拠点間接続などに利用でき、Windows、Linux、macOS、BSDなどに対応する。
「OpenVPN 2.7.7」のハイライトは次の通り。
〇LinuxでNetlinkからの応答が送信した要求に対応するものか検証するように変更
〇EPOCHデータチャネル形式で保持する将来用の鍵を16個から4個へ削減
〇mbedTLS 4.1.0および4.2.0の公開鍵処理に関する問題を回避
〇「--stale-routes-check」が永続的な経路まで削除する問題を修正
〇TCPのポイントツーポイント接続で双方が同時にTLSハンドシェイクを開始した場合の問題を修正
〇信頼性レイヤーのTLSタイムアウトが無制限に増大する問題などを修正(CVE-2026-84732)
〇Windowsで「CreateProcess()」に渡すコマンドラインのクォート処理を修正(CVE-2026-84256)
〇Windowsの「tapctl」が「netsh.exe」をフルパスで呼び出すように変更(CVE-2026-84226)
〇WindowsのシステムオブジェクトにNULL DACLを使用することでローカルDoSが可能になる問題を修正(CVE-2026-82312)
〇Windowsで国際化ドメイン名を処理した際にバッファーの範囲外を読み取る問題を修正(CVE-2026-78221)
〇Windowsの設定ファイルパス検証を回避できる問題を修正(CVE-2026-78043)
〇WindowsのDHCPオプション処理で1バイトのバッファーオーバーフローが発生する問題を修正(CVE-2026-81738)
など。
「OpenVPN 2.7.7」は、Webサイトから入手できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
この記事をシェアしてください
