「LibreOffice 26.2.6」リリース ─ 36件の不具合を修正

Writer、Calc、Impressの文書処理やmacOSでのクラッシュなどを改善

9月7日 23:17

 The Document Foundation(TDF)は9月4日(現地時間)、オープンソースのオフィススイート「LibreOffice 26.2.6」をリリースした。

 LibreOfficeは、ワープロのWriter、表計算のCalc、プレゼンテーション作成のImpress、ベクターグラフィックスのDraw、データベースのBase、数式編集のMathなどで構成されるオフィススイート。標準文書形式のODFに加え、Microsoft Officeで使われるDOCX、XLSX、PPTXなどを扱うことができる。

 「LibreOffice 26.2.6」は、2026年2月に公開された26.2系列の第6回メンテナンスリリース。RC1とRC2の修正一覧を合わせて36件の不具合が修正され、文書の編集や読み込み、PDF出力、各OS上での動作などが改善された。

修正点は次の通り。
〇Writerで画像の明るさやコントラストを調整できない問題を修正
〇画像ツールバーから画像モードや透明度を変更できない問題を修正
〇別名で保存した文書が読み取り専用のままになる問題を修正
〇Writerで文字の下端や強調表示の背景が正しく描画されない問題を修正
〇Calcの共有スプレッドシートでオートフィルしたセルが他の利用者側で失われる問題を修正
〇Impressでスライドショー開始時に挿入済みの音声が再生されない問題を修正
〇一部のPPTXファイルを読み込んだ際にクラッシュする問題を修正
〇大容量PPTXのPDF出力に長時間かかる問題や、名前付きハイパーリンクが機能しない問題を修正
〇Windowsのライトテーマで差し込み印刷ダイアログの文字が見えなくなる問題を修正
〇KDE Plasmaのダイアログ表示や、macOSでの画面の揦れ、UI停止、AutoRecovery関連のクラッシュを修正

 特にCalcでは、共有スプレッドシートでドラッグによるオートフィルを行った際、元のセルの変更だけが記録され、展開されたセルがほかの利用者から見えなくなる問題が解消された。また、大容量のPowerPoint文書をPDFへ書き出す際の性能も改善されている。

 「LibreOffice 26.2.6」は、Webサイトから入手できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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