Bleeping Computer、新手のLinuxサーバを標的としたランサムウェアについて報告
2016年9月2日(金)
Bleeping Computerは8月29日(現地時間)、新手のLinuxサーバを標的としたランサムウェアについて報告した。
今回発見されたランサムウェアは、被害者がダウンした自分たちのWebサイトを復旧させるためにLinuxサーバにログインすると、Webサイトのフォルダが削除され、代わりに「READ_ME.txt」というファイル名のファイルが残されていたという。このファイルには脅迫文と、情報漏えいを防ぐために2週間以内に2ビットコインを送金する指示が書かれていたという。窃取されたファイルは暗号化されていない可能性が大きいと推測しているが、Bleeping Computerは、たとえ指示通り送金したとしてもファイルを取り戻せる保証はないとしている。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
記事本文
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。
全文検索エンジンによるおすすめ記事
- Bleeping Computer、Office 365のアカウント情報を窃取するフィッシングキャンペーンについて注意喚起を発表
- fossBytes、Redis NoSQLを介して感染する不正なトロイの木馬「Linux.lady」に関する注意喚起を発表
- ESET、Androidを標的とした新しいランサムウェアの一群について注意喚起
- Fossbytes、ランサムウェアに感染した際にPCを再起動しないことを推奨する記事を発表
- US-CERT、ランサムウェア「Petya」の爆発的な感染拡大に注意喚起、「WannaCry」を超える危険も
- US-CERT、ランサムウェア「Petya」の爆発的な感染拡大に注意喚起、「WannaCry」を超える危険も
- ESET、Flashを装うAndroid向けのランサムウェア「DoubleLocker」に注意喚起
- US-CERT、ランサムウェア「Ranzy Locker」に対する注意喚起を発表
- The Computer History Museum、メールクライアント「Eudora」のソースコードを公開
- The Computer History Museum、メールクライアント「Eudora」のソースコードを公開