「Wine 10.2.0」リリース

2月26日 14:49

 Wine HQは2月21日(現地時間)、x86アーキテクチャ上のLinuxなどでWindows向けアプリケーションを動作させるソフトウェア、「Wine 10.2.0」をリリースした。

 Wineは「Wine Is Not an Emulator」の略称であり、その名の通りエミュレータを動作させるのではなく、Windowsアプリケーションをネイティブ動作させるソフトウェア。X Window Systemを利用して、Windows向けのGUIアプリケーションを動作させることができる。

 「Wine 10.2.0」では、vkd3dが1.15にアップグレードされたほか、新しいWow64モードが動的に有効にできるようになった。また、Bluetoothドライバのサポート強化など、複数の機能の強化、修正などが施されている。

 「Wine 10.2.0」は、Webサイトから無償でダウンロード・利用できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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