Buffalo、Ethernetの新規格「IEEE 802.3bz」に対応した新しいスイッチを発表
2017年1月9日(月)
バッファローは1月5日、従来のEthernet規格「IEEE 802.3an(10GBASE-T)」、「IEEE 802.3ab(1000BASE-T)」対応に加え、新しい規格「IEEE 802.3bz(2.5/5GBASE-T)」に対応し、既設LANケーブルでの2.5Gbps(規格値)および5Gbps(規格値)通信が可能なスイッチ「BS-MP20シリーズ」を発表した。
「IEEE 802.3bz(2.5/5GBASE-T)」は、2016年9月に標準規格化された新しいEthernet規格。通常、10GbE対応機器を導入する際、従来のCat5eおよびCat6ケーブルでは最大1Gbps(規格値)の伝送速度しか出せず、最大10Gbps(規格値)の伝送速度を実現するためにはCat6A規格より上位のケーブルが必要となりLANケーブルの入れ替えなどインフラ側の施工作業が発生する。しかし、「IEEE802.3bz(2.5/5GBASE-T)」に対応した製品では、LANケーブルを上位規格に入れ替えせずとも既存のCat5eおよびCat6ケーブルを利用して最大5Gbps(規格値)の高速通信が可能なため、容易にリプレース導入が可能。
発売開始は2017年春の予定。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
ニュースリリース
その他のニュース
- 2024/11/22 「Rocky Linux 9.5」リリース
- 2024/11/21 Arch Linuxのメニューベースのインストーラ「archinstall 3.0」リリース
- 2024/11/21 「LibreOffice 24.8.3 Community」リリース
- 2024/11/21 Fortinet、悪意のあるMicrosoft Excelドキュメントを利用したフィッシングキャンペーンについて注意喚起を発表
- 2024/11/19 「AlmaLinux OS 9.5」リリース
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。
全文検索エンジンによるおすすめ記事
- 現代PCの基礎知識(11):現代のPCには欠かせない!ネットワーク
- Ethernet Alliance、既存のカテゴリー5e/6ケーブルを更に高速化するイーサネット仕様「IEEE 802.3bz」の規格化が完了
- トラフィック傾向と現在の問題点、解決策としての100Gイーサネット回線
- スイッチの帯域を高めるEthernet Fabric
- ネットギア、SOHO向けLANスイッチの新しい2機種を発表
- バッファロー、「Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)」に対応するWi-Fiアダプターを発表
- バッファロー、「Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)」に対応するWi-Fiアダプターを発表
- 100Gイーサネット回線とは - 1G/10Gイーサネットとの違い-
- D-Link、ギガビット5ポートEasy Smartスイッチ「DGS-1100-05」を販売開始
- 次世代データセンターのロードマップ