オープンソースのコンピュータービジョンライブラリ「OpenVX 1.2」リリース
2017年5月8日(月)
The Khronos Groupは5月1日(現地時間)、オープンソースのコンピュータービジョンライブラリ「OpenVX 1.2」をリリースした。
「OpenVX」は、コンピュータービジョンアプリケーションとライブラリのためのオープンな標準規格。電力効率の良いアプリケーション開発に利用できることを目指し、主にリアルタイムモバイル・組み込み用途を視野に入れて策定されている。
「OpenVX 1.2」は、昨年公開された「OpenVX 1.1」に続く、約1年ぶりとなるアップデートリリース。オブジェクト検出の強化やグラフのインポート・エクスポート、16bitイメージ操作など、いくつかの強化が図られている。また、AMD、Cadence、PowerVR、Texas Instruments、VeriSiliconといった企業の支援も発表された。
「OpenVX 1.2」は、Webサイトから無償で入手できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
リリースアナウンス
その他のニュース
- 2024/12/23 システム管理者向けライブLinuxディストリビューション「Grml 2024.12」リリース
- 2024/12/22 「LibreOffice 24.8.4 Community」リリース
- 2024/12/21 Slackwareをベースとしたポータブル向けディストリビューション「PorteuX 1.8」リリース
- 2024/12/21 「NetBSD 10.1」リリース
- 2024/12/21 セキュリティ調査向けLinuxディストリビューション「Kali Linux 2024.4」リリース
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。
全文検索エンジンによるおすすめ記事
- Intelがパソコンを手放すときが来た- コンピュータビジョン技術で自動運転市場にギア入れ
- US-CERT、RTOSに存在する緊急の脆弱性について注意喚起、数多くのプロダクトが要対策
- Preferred Networks、オープンソースの深層学習フレームワーク「Chainer」・汎用配列計算ライブラリ「CuPy」の最新版リリース
- 「PyTorch」がMeta(旧Facebook)からLinux Foundationの傘下に新しく設立されたPyTorch Foundationへ移管
- Netflix、データサイエンス分野におけるワークフロー構築ライブラリ「Metaflow Python」ライブラリをオープンソース化
- Netflix、データサイエンス分野におけるワークフロー構築ライブラリ「Metaflow Python」ライブラリをオープンソース化
- マルチメディアライブラリ「FFmpeg 2.8.3」リリース
- Yandex、機械学習ライブラリ「CatBoost」をオープンソースとしてリリース
- マルチメディアライブラリ「FFmpeg 4.0.1」リリース
- オープンソースのマルチメディアライブラリ「FFmpeg 4.0」リリース