Red Hat、GPLv2やLGPLv2.1に関してもライセンス違反時の「猶予期間」を提供拡大
2018年6月21日(木)
Red Hatは6月18日(現地時間)、GPLv2とLGPLv2.1ライセンスを利用する同社のオープンソースソフトウェア・プロジェクトに対して、従来提供してきたGPLv3の「猶予」が受けられるようにすると発表した。
従来は、GPLv2やLGPL2.1では、ライセンス違反が発覚した時にはライセンスが自動的に消滅する規定となっていた。Red Hatは「GPLv3」に対してはライセンス違反が発覚しても「猶予」を設けていたが、これをGPLv2、LGPLv2.1にも適用することとなった。
Red Hatは、同社のオープンソースソフトウェア・プロジェクトにおけるGPLv2、LGPLv2.1に対しても「治癒期間」を設け、ライセンス違反が発覚しても違反者が適切な対応をとれば、GPLv3の治癒規定を入れることになるという。
(川原 龍人/びぎねっと)
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