ヒューレット・パッカード、世界最大級のARMスーパーコンピュータを開発、ベースプラットフォームを発売
2018年7月25日(水)
ヒューレット・パッカードは7月17日、世界最大級のARMスーパーコンピュータを開発したと発表した。
このスーパーコンピュータは、米国エネルギー省向けに開発されたもの。ベースとなるのはARMベースのサーバプラットフォーム「HPE Apollo 70 System」で、これは同日より日本ヒューレット・パッカードから発売開始となる。
ヒューレット・パッカードでは、エクサスケールの早期実現を目指し、これまでx86ベースの技術が主流であったハイパフォーマンスコンピューティングのエコシステムにARMなど新しいプロセッサを提供することで、高い競争優位性や多くの選択肢を可能にし、次世代スーパーコンピュータを支える広範なネットワークを構築している。また、急増するデータ集約型HPCワークロードに対応し、メモリ主導型アーキテクチャの開発を進めているほか、ARMベースの堅牢なHPC技術をスーパーコンピュータの「Astra」や次世代のシステムに採用することで、高機能サーバーの高密度化にも取り組んでいる。
「HPE Apollo 70 System」は2P/28コア(2.0GHz)、32GB RAMを搭載しており、価格は1,704,800円からとなっている。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
ニュースルーム
その他のニュース
- 2024/10/8 KDE、デスクトップ環境「KDE Plasma 6.2.0」リリース
- 2024/10/8 「Python 3.13.0」リリース
- 2024/10/7 Linuxファームウェアアップデーター「Fwupd 2.0.0」リリース
- 2024/10/7 コードエディタ「Visual Studio Code 1.94」リリース
- 2024/10/6 Linuxカーネル「Linux 6.11.2/6.10.13/6.6.54」リリース
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。
全文検索エンジンによるおすすめ記事
- 富士通、「富岳」の技術を活用したスーパーコンピュータ「PRIMEHPC」シリーズ2機種を販売開始
- HPCシステムズ、「富岳」と同じA64FXを搭載したスーパーコンピュータをキャンペーン価格で提供
- 富士通、理化学研究所にスーパーコンピュータ「富岳」の出荷を開始
- 富士通、理化学研究所にスーパーコンピュータ「富岳」の出荷を開始
- 日本ヒューレット・パッカード、Red Hat OpenShift Container Platformにより「HPE Synergy」にコンテナ環境を実装
- 富士通、「京」に続くスーパーコンピューターの製造開始を発表
- エクストリームデザイン、パブリッククラウド上に仮想スーパーコンピュータを展開し、運用監視などを全て無人化するサービス 「XTREME DNA」を提供開始
- サイバートラスト、システムバックアップソフト「MIRACLE System Savior 4」を発表
- サイバートラスト、システムバックアップソフト「MIRACLE System Savior 4」を発表
- 東北大学、新しいスーパーコンピュータ「AOBA」を運用開始