Linux FoundationとGoogle、Linuxカーネルのセキュリティに特化したフルタイムの技術者を起用するための取り組みで協業
2021年3月2日(火)
Linux FoundationとGoogleは2月24日(現地時間)、Linuxカーネルのセキュリティに特化するため、フルタイムの技術者を起用する基金の立ち上げを発表した。
インフラにおいてLinuxが重要な位置を占めるようになったことに加え、20万人を超える開発者がLinuxの開発に係わっている現状で、Linuxのセキュリティを専門とする技術者が必要になったという。今回の協業により、「Gustavo Silva」氏と「Nathan Chancellor」氏がフルタイムでLinuxカーネルのセキュリティ開発の専任技術者となる。
この取り組みを契機として、今後、長期的にLinuxをインフラの一部として持続させるためのセキュリティの取り組みを進めていくとしている。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
アナウンス
その他のニュース
- 2024/11/24 ネットワークプロトコルアナライザ「Wireshark 4.4.2/4.2.9」リリース
- 2024/11/22 Oracle、Red Hat Enterprise Linux 9ベースの「Oracle Linux 9.5」をリリース
- 2024/11/22 ReiserFSがLinuxカーネルのサポートを外れる
- 2024/11/22 オープンソースの仮想化プラットフォーム「Proxmox Virtual Environment 8.3」リリース
- 2024/11/22 「Rocky Linux 9.5」リリース
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。
全文検索エンジンによるおすすめ記事
- Linuxシステムの管理スキルを学習する「Linuxシステム管理入門」を開始、Docker社がDocker Hubのソースコードの一部をCNCFに寄贈、ほか
- The Linux Foundation、Linuxカーネル開発に関するレポートを公開
- オープンソースソフトウェアのセキュリティ強化に取り組むLinux Foundationの組織「OpenSSF」が活動開始
- eBPF FoundationとLF Researchがクラウドネイティブで注目される「eBPF」に関する調査レポートを公開
- プロジェクト支援、リサーチ活動、エンジニア教育など、年次報告書「The Linux Foundation Annual Report 2021」に見る、Linux Foundationの活動トピックス
- Linux Foundation、オープンソースソフトウェア開発を支援する新しいプラットフォーム「CommunityBridge」を発表
- Linux Foundation、オープンソースソフトウェア開発を支援する新しいプラットフォーム「CommunityBridge」を発表
- Linux Foundation、オープンソースソフトウェアの署名サービス「Sigstore」のプロジェクトを発表
- Linux Foundation、オンラインコース「Linuxシステム管理入門」を日本語で提供開始
- 9/27開催「Open Source Summit」をはじめ、リアルイベントでのプロトコルを発表。11月までのKubeCon + CloudNativeConなどにも適用、ほか