Red Hatの「Ansible」に脆弱性、修正パッチがリリース
2021年9月26日(日)
Red HatのAnsibleに脆弱性が発見された(9月22日(現地時間))。
Ansibleは、Pythonで実装されたサーバ設定の自動化を目指すフレームワーク。サーバにAnsibleをインストールすることなくSSHを介して操作を行うことができる。
今回発見されたのは、コマンドインジェクション攻撃の可能性(CVE-2021-3583)。ユーザがテンプレートとして複数行のYAML文字列に適用しようとする際にFactに特別なテンプレートの文字列を使用していないときに発生する危険があり、この問題により攻撃者はコマンドインジェクション攻撃を仕掛けることができる危険がある。
この脆弱性を修正するパッチがリリースされており、ユーザはパッチの適用が推奨される。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
CVE-2021-3583
その他のニュース
- 2024/11/22 Oracle、Red Hat Enterprise Linux 9ベースの「Oracle Linux 9.5」をリリース
- 2024/11/22 ReiserFSがLinuxカーネルのサポートを外れる
- 2024/11/22 オープンソースの仮想化プラットフォーム「Proxmox Virtual Environment 8.3」リリース
- 2024/11/22 「Rocky Linux 9.5」リリース
- 2024/11/21 Arch Linuxのメニューベースのインストーラ「archinstall 3.0」リリース
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。
全文検索エンジンによるおすすめ記事
- Red Hatの「Ansible」に脆弱性、修正パッチがリリース
- アシスト、構成管理自動化ツール「Red Hat Ansible」をリリース
- Red Hat、サーバ設定フレームワーク「Ansible 4.0」リリース
- 構成管理ツールのAnsibleが目指す「Infrastructure as YAML」とは?
- Red Hat Summitで脚光を浴びたAnsibleの担当VPが語るオートメーションツールに必要な要件とは?
- Red Hat、サーバ設定フレームワーク「Ansible 2.1」リリース
- Red Hat、サーバ設定フレームワーク「Ansible 2.2」リリース
- Red Hat、「Ansible Galaxy」をオープンソース化して公開
- Red Hat、サーバ設定自動化フレームワーク「Ansible Tower 3.1」リリース
- Red Hat、サーバ設定自動化フレームワーク「Ansible Tower 3.4」リリース