サイオス、クラスタソフト「LifeKeeper for Linux ver. 9.1」を発表
2016年7月7日(木)
サイオステクノロジーは7月1日、Linux向けクラスタソフトウェア「LifeKeeper for Linux ver. 9.1」を発表した。
今回のリリースでは、新機能として、クラスターシステム構築の際の「容易性」を追求した新機能「Quick Service Protection」が追加された。GUI上の簡単なマウス操作で、Linux上の一般的なサービスをLifeKeeperの保護対象とすることが可能となる。また、外部システムからLifeKeeperの状態を参照することが可能なAPIである「LifeKeeper APIs」も提供される。各種統合運用管理ツールからこのAPIを呼び出すことによって、それらのツールの画面上でLifeKeeper を含めたシステム全体の一元的なモニタリングが可能となる。
今回のリリースに伴って、「Higher Availability – 極短時間で障害からの回復が可能なデータベース環境」「Dynamic Disaster Recovery – 実用的かつ低コストで実現するディザスターリカバリー環境」の二つのテーマに沿ったソリューションをデザイン・検証したドキュメントが用意される。
製品出荷日は8月1日。
(川原 龍人/びぎねっと)
その他のニュース
- 2024/11/22 Oracle、Red Hat Enterprise Linux 9ベースの「Oracle Linux 9.5」をリリース
- 2024/11/22 ReiserFSがLinuxカーネルのサポートを外れる
- 2024/11/22 オープンソースの仮想化プラットフォーム「Proxmox Virtual Environment 8.3」リリース
- 2024/11/22 「Rocky Linux 9.5」リリース
- 2024/11/21 Arch Linuxのメニューベースのインストーラ「archinstall 3.0」リリース
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。
全文検索エンジンによるおすすめ記事
- サイオス、クラスタソフト「LifeKeeper for Linux ver. 9.2」を発表
- サイオス、クラスタソフト「LifeKeeper for Linux ver. 9.2」を発表
- LifeKeeper for Windowsのインストール
- LifeKeeper for Linuxのインストール
- Microsoft SQL ServerとLifeKeeperによるHAクラスタ化
- GUI操作だけでHAクラスタが構成できる「LifeKeeper」
- サイオスとミラクル・リナックス、Zabbixサーバーの堅牢性を高めるLifeKeeperのHAオプション製品を販売開始
- LifeKeeperの今後のロードマップと展望
- LifeKeeper for Linuxの操作
- サイオス、HAクラスターソフトの最新版にAmazon EC2のリージョン間クラスター構成、クラウド向け新機能搭載