日本IBM、Webアプリケーションのユーザー認証を統合できる、セキュリティアプライアンスを発表
2012年11月20日(火)
日本IBMは11月16日、複数のWebアプリケーションに対するユーザー認証の統合と、Webアプリケーションへのサイバー攻撃の防御を実現するアプライアンス製品「IBM Security Web Gateway AMP 5100 V7.0」を発表した。価格は756万円(税別)で、12月14日から日本IBMおよび日本IBMのビジネスパートナーから販売する。
IBM Security Web Gateway AMP 5100 V7.0は、Webアプリケーションへのアクセス経路に設置しネットワークなどの設定をするだけで活用できる。ユーザー認証処理を自動化するシングルサインオン機能により、ユーザーは複数のIDとパスワードを記憶する必要なく、ひと組のIDとパスワードで複数のWebアプリケーションにログインできる。シングルサインオン機能により、アプリケーション毎のユーザーIDやパスワードを管理し、認証情報も一元管理できる上、認証されたユーザーのアクセスを制御する認可機能も持つため、アクセス権管理における管理者の負荷も軽減される。
さらに、Webアプリケーションの脆弱性を狙った攻撃を防御する機能を備え、セキュリティを強化する。
日本IBM
http://www.ibm.com/jp/
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