デジタルアーツ、Webフィルタリングサービス「i-FILTERR ブラウザー」をバージョンアップ
2013年3月19日(火)
デジタルアーツは3月18日、スマートデバイス向け企業・官公庁・教育機関用クラウド型Webフィルタリングサービス「i-FILTER ブラウザー」をVer.2.1にバージョンアップし、iOS端末用アプリケーションをAppStoreに公開すると発表した。Android端末用アプリケーションの公開は4月下旬を予定する。
通常、端末でWebアクセスすることで、ユーザーのアクセス履歴やアカウント情報、ダウンロードしたファイルなどのデータが残るが、利用用途がビジネスの場合、社内システムにアクセスして企業の重要な情報が端末に残っているとフィッシング詐欺サイトやマルウェアから情報漏洩につながる危険性があるため、端末にデータを残さない運用が必要になる。Ver.2.1では、管理者がグループ単位で設定できる機能として、端末に残すデータを許可・禁止できる「プライバシーモード」と、特定のタイミングでデータを自動削除設定できる機能を追加し、スマートデバイスを通じたデータ管理において、よりセキュアな環境を提供する。
主なバージョンアップの内容は以下の通り。
- 端末に閲覧履歴・キャッシュ・ID/パスワード情報を保存させない「プライバシーモード」を提供
- 端末の閲覧履歴・キャッシュ・ID/パスワード情報を特定のタイミングで自動削除も可能
- コンテンツのダウンロード制御や、文字列のコピー&ペーストの制御を提供
- iOS端末でベーシック認証・ダイジェスト認証に対応(※Android端末はVer.2.0で既に対応済み)
- Webサイトの閲覧時に文字コードの変更が可能
デジタルアーツ
http://www.daj.jp/
http://www.daj.jp/
その他のニュース
- 2024/11/22 「Rocky Linux 9.5」リリース
- 2024/11/21 Arch Linuxのメニューベースのインストーラ「archinstall 3.0」リリース
- 2024/11/21 「LibreOffice 24.8.3 Community」リリース
- 2024/11/21 Fortinet、悪意のあるMicrosoft Excelドキュメントを利用したフィッシングキャンペーンについて注意喚起を発表
- 2024/11/19 「AlmaLinux OS 9.5」リリース
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。
全文検索エンジンによるおすすめ記事
- デジタルアーツ、電子メールフィルタリングソフトの新バージョンを提供開始
- アライドテレシス、同社ルーター製品のファームウェアバージョンアップによりVPN接続機能を強化
- フィルタリング
- iOSとiPhoneの進化とこれから
- Oracle ExadataによるDWH高速化
- プライバシー保護を強化したモバイル向けWebブラウザ「Firefox Focus」リリース
- バージョンアップでFacebook投稿機能などを追加する
- モバイルVRの開発環境を構築しよう
- NTT Com、日米大手セキュリティ企業3社と連携し、標的型攻撃に対する通信遮断機能を大幅強化
- アップル、グーグル、サムスンがウェアラブルでユーザーを囲い込もうとする理由とは