ACCESS、自社開発のiBeaconライブラリをオープン化し、提供開始
2014年3月13日(木)
ACCESSは3月7日、iOS7の標準BLE機能であるiBeacon(アイビーコン)に、スマートフォン向けアプリケーションを対応させるためのライブラリをオープンソース化し、提供開始した。
ACCESSは、Beaconを用いたスマートフォン向けサービスの導入を容易に実現するトータルソリューション「ACCESS Beacon Framework(ABF)」(iBeacon対応)を開発し、2月より「ABF」評価キットを提供しているが、この度、Beaconサービス市場の活性化および拡大を支援するため、要望の多かった自社開発のライブラリをオープンソース化した。
ACCESS Beacon Framework(ABF)は、BeaconとBLE対応スマートフォン、クラウド技術とを連携させて、複数のスマートフォンとBeacon間で自律的な情報の送受信や高度なサービスを可能にするソリューション。ABFでは、Beaconハードウェア、Beaconクラウド管理システム、スマートフォン・アプリケーションをワンストップで提供するので、事業者はBeaconサービスの検討・導入を迅速に、コスト効率よく行うことが可能となる。
本ライブラリを実装するだけで、既にiOSスマートフォンを対象にO2Oサービス等を展開している事業者は、既存のスマートフォン向けアプリケーションを容易にiBeaconに対応させることが可能になるなど、事業者のiBeacon向けサービスの開発・市場投入を迅速化する。
今後は、Android OS対応ABFのライブラリもオープン化し、提供開始する予定。
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