オンデマンドワンとマインド、iBeacon技術を用いた無線打刻機とMosP勤怠管理の連携ソリューションを提供
2015年1月24日(土)
オン・デマンド・ワン(以下、オンデマンドワン)とマインドは1月20日、オンデマンドワンが開発した、iBeacon技術を用いた無線打刻機とMosP勤怠管理の連携を行い、同日よりソリューションとして提供を開始した。
iBeacon技術を用いた無線打刻機では、スマートフォンを利用し、近くを通るだけで自動的に出退勤が登録される。その出退勤情報を受け取ったMosP側では、出退勤情報に加えて社員の休暇・残業・休出などの情報から給与に必要な勤怠集計データを作成する。今回の連携により、タイムカードなどによる打刻操作自体が必要なくなるため、管理者だけでなく社員の負担軽減をも実現する。
iBeaconとは、iPhone/iPad/iPodtouchなどのiOS端末でBeacon(ビーコン)と呼ばれる電波を受信することで、数十cm~数十mの範囲でビーコンの発信器の位置を特定・確認できる機能/サービス。iBeacon打刻機は、現在多く利用されているカードタイプのものから、スマートフォンまですべての打刻に対応する。
マインドが展開しているMosPは、「そのままでも使える」を目指したオープンソースの業務システム。業務システムに必要な基本情報を扱うMosPベースの上に勤怠 や給与などの欲しい機能をのせることで各機能の連携を強化し、人事情報などの二重入力を防ぐ。また、詳細な履歴管理やタブ形式のメニュー構成によりクリック数を軽減するなど、MosPユーザーコミュニティに寄せられた意見も反映している。
今後両社は共同でマーケティング活動とiBeacon対応MosPの販売を行う。
その他のニュース
- 2024/11/1 コードエディタ「Visual Studio Code 1.95」リリース
- 2024/10/31 ブラウザAIを搭載した「Opera One R2」リリース
- 2024/10/30 Wasmer.io、WebAssemblyランタイム「Wasmer 5.0」をリリース
- 2024/10/29 「Fedora Linux 41」リリース
- 2024/10/28 Rustで実装されたオープンソースのハイパーバイザー「Cloud-Hypervisor 42」リリース
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。
全文検索エンジンによるおすすめ記事
- マインド、オープンソースの人事・給与・勤怠ソリューション「MosP給与計算V4.4.0」を発表
- ACCESS、自社開発のiBeaconライブラリをオープン化し、提供開始
- マインド、社内システムを内製化しコストダウンを実現する「MosPエンタープライズ版」発表
- Eddystoneでビーコンはどの様に進化するのか
- マインド、大学向け勤怠システムを開発し、オープンソースで公開開始
- グーグルの最新技術がBluetoothビーコンの促進にどう貢献するか
- IT技術を用いた海外企業のマーケティング事例
- ボットでリアルとバーチャルをつなぐ、LINE BOT AWARDS決勝が開催
- アシスト、自社の勤怠管理システムのデータベース基盤に「Postgres Plus Enterprise Edition」の最新バージョン9.4を採用
- リテイルビーコンがまだまだ現実的でないわけ