オラクル、データベース性能を向上させた最新の「MySQL 5.7 Development Milestone Release」を発表
2014年4月5日(土)
オラクルは、最新の「MySQL 5.7 Development Milestone Release」の提供開始を発表した。新リリースは、MySQLのパフォーマンス、拡張性、信頼性を拡張しながら管理機能も強化し、今日のWeb、クラウド、組み込みアプリケーションの需要に対応する。オラクルはこれに合わせて、他のMySQL製品リリースの提供開始と先行提供に関する発表も行った。
MySQLの技術革新を継続的に推進するオラクルは、「MySQL 5.7」の最新版Development Milestone Release(DMR)の提供開始を発表した。
「MySQL 5.7.4 DMR」は「MySQL Developer Zone」からすでにダウンロードが可能。レプリケーション、セキュリティ、稼働統計の機能が向上し、「MySQL 5.6」に比べてパフォーマンスと管理性を大幅に改善する。
シャーディングで可用性の高い管理とスケールアウトを行う「MySQL Fabric」のリリース候補版も提供される。「MySQL Fabric」は「MySQL Utilities 1.4.2」のリリース候補版に含まれる。
「MySQL Workbench 6.1」は、性能評価やクエリ最適化向けのさらなる機能を提供する。
さらに、地理情報システム(GIS)やマルチソース機能強化などの開発中の機能の先行提供や「MySQL Cluster 7.4」のプレビューも公開されている。
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