LSC、従量課金制の電子カルテサービス「OpenDolphinクラウドZERO」のサービス受付を開始
2014年6月24日(火)
ライフサイエンス コンピューティング(以下、LSC)は、同社の提供するオープンソース電子カルテ「OpenDolphin」誕生10周年企画として、初期費用0円、定額利用料0円、電子カルテ1枚作成あたり50円の従量課金制クラウド電子カルテサービス「OpenDolphinクラウドZERO」の申込受付を、首都圏で先行して7月1日から開始すると発表した。
クラウド型電子カルテサービス「OpenDolphinクラウド」と同一のソフトウェアを使用している「OpenDolphinクラウドZERO」は、クリニックや診療所を新規開業する医師を対象とした従量課金制サービス。開業当初は患者数が少ない場合も多く、電子カルテ1枚作成あたり50円から、利用枚数に応じた料金のみでサービスを利用できる。本サービスはクリニック側の導入・構築を医師自身が行うセルフ導入パッケージとなる。
サービス詳細は下記の通り。
- 新規開業に最適。カルテ1枚50円からの従量課金制電子カルテサービス
- クラウド型電子カルテサービスで定評のある「OpenDolphinクラウド」と同一ソフトウェア
- レセコンは日医標準レセプトソフト「ORCA」のクラウドモデルを低価格でセット販売
- クリニック側の導入・構築(PCやネットワーク等)は医師自身にて実施
- PC、プリンタ、ルータ等のハードウェアは医師自身が購入
- セルフトレーニング用のeラーニングビデオ付き
- 最大120日間の無償問い合わせサポート付き(電話、メール)
※電子カルテのサポートのみ、レセコンの問い合わせサポートは標準付属 - 低価格ローカル型PACS「Xronos TypeE」(オプション)
開業時には通常、クリニック建造物の賃貸・建築・改装費用、レントゲンや超音波診断装置など各種検査機器の購入・リース費用、電子カルテ、レセコン、PACS等のITシステム費用、スタッフの給与など、多額の資金が必要。LSCは、クリニックの状況に対応する費用体系の電子カルテサービスを提供することで、開業時の資金面での負担軽減に寄与し、クリニックの成長に貢献する。
「OpenDolphinクラウドZERO」は、離島を除く首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)での申込受付を先行して開始し、それ以外の地域へは7月以降に順次展開していく。
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