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ウインドリバー、NFVプロジェクトでチャイナモバイルと協業

2015年3月5日(木)

ウインドリバーは3月2日、チャイナモバイルと複数のNFV(Network Functions Virtualization)プロジェクトで協力したと発表した。今回の協業には、NFVテストラボの新設や、スモールセルゲートウェイとC-RAN(cloud radio access network)の仮想化ソリューションの開発などがある。これらの取り組みを結集して、業界がNFV化を本格的に展開し、市場投入までの時間短縮や運用コスト削減を図る支援を目指す。

チャイナモバイルは、統合オープンプラットフォームでNFVの加速に注力する、オープンソースプロジェクト「OPNFV」をベースにしたテストラボを、新たに開設した。アジア地域では珍しいこのOPNFVラボでは、ライブネットワークへのアクセスをはじめ、オープンスタンダードに基づいたテストやインテグレーションを行うための、各種ハードウェア/ソフトウェアインフラを提供している。ウインドリバーはこのテストラボの設立パートナーの一員。ラボでは、Wind River Titanium Serverなどの商用NFVプラットフォームを提供し、オープンソースの開発やテストをサポートすることが可能。商用NFVプラットフォームをテスト、評価するための充実した環境を提供することで、エコシステムの多様なパートナーが参加する機会を広げる。

ウインドリバーとチャイナモバイルは、スモールセルゲートウェイ仮想化の共同技術の展示で、大幅なコストダウンと柔軟性の向上を図った、高性能で高可用性のデータプレーンVNF(Virtual Network Function)の開発の実現性を示した。データトラフィックが爆発的に増え続けるなか、ネットワーク容量拡大の有力な手段として、スモールセル基地局はますます注目を集めている。

スモールセルゲートウェイ仮想化ソリューションは、Wind River Titanium Server上に、VNFとしてASTRI社製Small Cell Gatewayを備え、インテル Xeon プロセッサー上で動作する。ASTRIゲートウェイは、シグナリングとモビリティ管理をモバイルコアネットワークにオフロードするように設計されており、Titanium Serverとは事前に検証済みで、パフォーマンスが最適化されている。Titanium Serverは、通信業界で求められる「常時接続」の厳しい要件を満たすように設計された、キャリアグレードのNFVインフラソフトウェアソリューション。

このほか、ウインドリバーとチャイナモバイルは、NFV実装向けに、C-RANソリューションを開発した。この共同ソリューションは、ネイティブに近いハードウェア性能およびL1からL3へのライブマイグレーションを実現するC-RANのデモに成功しており、ETSI NFV Industry Standards Groupの要件に準拠している。Mobile World Congressでもデモが行われ、Wind River Titanium Serverテクノロジを、専用ハードウェアアクセラレータを備えた、インテル Xeon プロセッサーベースのサーバ上で動作させる。

NFVインフラプラットフォームにTitanium Serverを使用することで、顧客は、エンタープライズネットワークでは一般的となっている迅速なサービス展開と、通信ネットワークに課せられたキャリアグレードのアップタイムおよび厳しい信頼性を合わせて利用できる。キャリアグレードWind River Linux、リアルタイムKVM、OpenStackR のキャリアグレード プラグイン、インテルデータプレーン開発キット、高速仮想スイッチテクノロジといった、オープンスタンダードを使用したテクノロジをベースに、インテルアーキテクチャに最適化されたTitanium Serverは、高パフォーマンスとキャリアグレードの信頼性を一体化する。


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