システムエグゼ、データベース監査ソフトのMySQL版「SSDB監査 Logger for MySQL」を提供開始

2015年5月28日(木)

システムエグゼは5月21日、データベース監査ソフトウェア「SSDB監査」シリーズのMySQL版として、新製品「SSDB監査 Logger for MySQL」を2015年6月1日より提供開始すると発表した。

昨年大きく話題となった個人情報漏えい事件などへの効果的な対策として、またJSOXの施行・内部統制対策など、企業の重要な情報が格納されているデータベースの監査は、無くてはならない取り組みとして認識されている。

一方、データベースの監査を行うにはデータベースに関わる高度な技術と、深い監査知識が要求されることから、十分な対応が行えていないことが課題となっている。

「SSDB監査 Logger for MySQL」では、分かり易いGUI画面により、誰でもMySQLデータベースの監査ログ取得・収集を簡単に行うことが可能。SSDB監査シリーズは内部統制で求められる監査証跡の記録などをデータベースの知識が無い方でも行え、また、内部からの不正行為を早期発見できることなどから、現在では、金融機関や保険会社をはじめ多くの企業で採用されている。

「SSDB監査 Logger for MySQL」の主な機能は以下の通り。

  • OSSDBであるMySQLをサポート
    監査対象DBとして、オープンソースデータベースであるMySQL Ver5.1、5.5、5.6に対応。Oracle Database、Microsoft SQL Serverも含めたマルチDB環境のユーザーにも同一の監査環境を提供する。
  • シンプル構成
    SSDB監査Logger製品として、動作要件に別途DBの準備が不要となった。これにより、導入にかかるコストを抑えインストールも簡素化され迅速になり、すぐに監査を始めることが可能となった。
  • 幅広い連携
    取得した監査ログ情報(CSVファイル)をFTP転送することにより、多くの製品と連携することが可能。

「SSDB監査 Logger for MySQL」の主な導入メリットは以下の通り。

  • GUIによる簡単操作
    GUIベースの簡単操作で、監査ログの収集に関するすべての設定を行うことが可能なため、高度な専門知識を必要とせず、簡単にデータベース監査を開始することが可能。
  • 全アクセスを漏れなく取得
    データベースのログ取得機能を利用しているため、ログの取得漏れが発生することはない。これにより、監査で前提となるログの完全性を実現する。
  • 既存システムとも連携可能
    取得した監査ログデータを、CSV形式で任意の場所に転送することにより、既存のログ管理ツール等と柔軟に連携することが可能。

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