Zabbix社は8月4日、2015年10月より日本国内においてZabbix APIのトレーニングの提供を開始すると発表した。
Zabbix APIを利用することにより、Zabbixの監視設定の自動化や独自のビューワーの作成、収集済み監視データを利用したレポート作成の自動化などを行うことができ、Zabbix監視システムをより活用できるだけでなく、これまで手作業で行っていた設定追加更新作業を自動化し運用コストの削減が可能となる。
Zabbix APIトレーニングではZabbix社が作成したPHP用ライブラリ利用して実際にプログラミングを行いながら実際に動作するアプリケーションを作成し、APIの動作の基礎から実践的な活用までを学ぶことができる。
Zabbix APIトレーニングを通して、システム運用現場における監視の自動化、省力化を推進していく。
また、Zabbix API公式トレーニング提供開始にあわせて、APIを利用するためのPHPおよびPythonのライブラリをZabbix Enterpriseカスタマーポータルにて、Zabbix Enterpriseサポート加入ユーザー向けに配布を開始する。
Zabbix EnterpriseカスタマーポータルではAPIを活用するためのナレッジベースの充実をはかり、今後サンプルコードの掲載を行っていく予定。
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