ロックオンは8月19日、EC構築オープンソース「EC-CUBE」の拡張機能配布サイト「EC-CUBEオーナーズストア」が、最新版「EC-CUBE 3」に対応したことを発表した。あわせて、管理画面から、全てのプラグインのインストール、および、バージョンアップが可能となる「EC-CUBE」の最新版「EC-CUBE 3.0.3」も同時にリリースした。
「EC-CUBE」では従来から、プラグインやデザインテンプレートといった拡張機能の配布・販売が可能な「EC-CUBEオーナーズストア」が存在していたが、7月1日に公開された最新版の「EC-CUBE 3」では利用できず、その対応が待たれていた。この度「EC-CUBEオーナーズストア」がリニューアルオープンし、「EC-CUBE 3」の利用者でも簡単にプラグインやデザインテンプレートを取得することが可能になった。
さらに、同時リリースした「EC-CUBE 3.0.3」では、管理画面から、全てのプラグインのインストール、および、バージョンアップが可能になった。これまでの「EC-CUBE」では、プラグインのインストールは、ユーザー自ら「EC-CUBEオーナーズストア」でアップデートの有無を確認し、ダウンロードしたファイルをサーバにアップロードするなど、初心者にとっては手順が難しく、ミスも起こりやすい状況だった。最新版の「EC-CUBE 3.0.3」では、プラグインのアップデートが大幅に容易になるため、従来の「EC-CUBE 2系」に比べ、より多機能かつ独自性の高いECサイトを、素早く、安全に構築することができるようになる。
ロックオンでは、「EC-CUBE 3.0」に対応したプラグインが、2015年内で50件程度になると予測しているが、より「EC-CUBE 3系」のプラグインの普及を目指し、広く開発者を募集するとともに、プラグインコンテストなども今後開催していく予定。
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