目標を立てて成長ある1年にしよう!
2009年こそ目標を達成する!
もうすぐ2009年がやってきます。新年を迎えるにあたって、何か目標を立てようと思っている方も多いのではないでしょうか。
「目標」と一言で言っても、「たばこを止める」「英語で会話できるようになる」といった個人的な目標から、「売り上げXXX万円を達成する」といった業績目標のようなものまでさまざまです。
年始や期初に、「心機一転がんばるぞ!」と立てた目標をいつの間にか忘れてしまい、結局達成できなかったという経験は誰にでもあることでしょう。筆者自身もこれまでにそういった経験を何度もしてきました。そういった経験の中で得てきた、こういう風にしたら目標を達成できた、達成しやすかったという「目標達成のコツやノウハウ」をいくつか紹介したいと思います。
適切な目標を設定しよう
目標にも、達成しやすい目標と達成しにくい目標があります。ざっくりとした「禁煙する」という目標よりも、「健康のために1年間たばこを吸わない」という具体的な目標の方が、達成するイメージがわきやすいのではないでしょうか?
漠然とした目標しか立てることができないという方は、いわゆる「5W2H」の「WHY」と「HOW」を意識して目標を立ててみましょう。
例えば、先ほどの「禁煙」を例に挙げてみると、図1-1のように考えることができます。ただ目標を立てるだけではなく、「なぜこの目標を立てるのか」「どうやって目標を達成するのか」という、WHYとHOWの項目がとても重要であることに気づきます(図1-2)。そもそも立てた目標は何のためなのか、そしてそれを実現するためには具体的に何をすれば良いのか、この2つがイメージできていないと、目標が達成できないことは言うまでもないでしょう。
また、目標は達成すると、その達成感が次の目標達成への原動力となります。達成できたかどうかが数年経過しないと分からないような目標(例えば、3年後に弁護士試験に合格するなど)の場合は、その目標に到達するまでに達成すべきことを、直近の目標にしてみましょう。
先ほどの試験の例で考えると、「半年後の模擬試験で○○点以上を取る」「1年後の模擬試験で○○点以上を取る」という目標です。これらの目標を1つずつクリアすることで、最終的な目標達成への自信へとつながります。
もちろん「毎日ジョギングする」といった、最終的なゴールのない目標もあります。こういう場合は「1週間毎日ジョギングする」という目標を設定して、達成したら「2週間」「1ヶ月」「半年」と、継続する期間を長くしていきましょう。
この場合、大切なのはそれぞれの設定した目標を達成したときに、ちゃんと「達成した」と認識することです。「自分は『1週間ジョギングする』という目標を立てて、それを達成した」と一度自分の気持ちに区切りをつけてみましょう。決めたことを守るというのは、なかなか難しいことです。「短い期間とはいえ、自分はそれを成し遂げることができた。じゃあ次はもう少し期間を長くしても達成できるだろう」と、自分の中でストーリーを作ってモチベーションを維持していくことが重要です。
さて、目標を立てるコツが分かったら、次はいよいよ達成するためのコツです。