Bleeping Computer、新手のLinuxサーバを標的としたランサムウェアについて報告

2016年9月2日(金)

Bleeping Computerは8月29日(現地時間)、新手のLinuxサーバを標的としたランサムウェアについて報告した。

今回発見されたランサムウェアは、被害者がダウンした自分たちのWebサイトを復旧させるためにLinuxサーバにログインすると、Webサイトのフォルダが削除され、代わりに「READ_ME.txt」というファイル名のファイルが残されていたという。このファイルには脅迫文と、情報漏えいを防ぐために2週間以内に2ビットコインを送金する指示が書かれていたという。窃取されたファイルは暗号化されていない可能性が大きいと推測しているが、Bleeping Computerは、たとえ指示通り送金したとしてもファイルを取り戻せる保証はないとしている。

(川原 龍人/びぎねっと)

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