systemdにDoSを受ける危険のある脆弱性が発見される
2018年1月27日(土)
Linuxで利用されているブート処理システム「systemd」に重要な脆弱性が発見された。CVE-2018-1049に指摘されている。
今回発見された脆弱性は、.mountユニットと.automountユニットが競合状態になってしまい、これを悪用されるとDoS攻撃を受ける危険がある。この脆弱性はsystemdを利用しているすべてのLinuxディストリビューションに影響するため、該当するユーザ・管理者は、速やかにアップデートを適用する必要がある。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
CVE-2018-1049(DebianのErrata)
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