NVIDIA、大規模データ分析およびマシンラーニング向けGPUアクセラレーションプラットフォーム「RAPIDS」リリース

2018年10月15日(月)

NVIDIAは10月10日(現地時間)、データ分析およびマシンラーニング向けのGPUアクセラレーションプラットフォーム「RAPIDS」をリリースした。

「RAPIDS」はオープンソースソフトウェアとして公開される、GPUアクセラレーションプラットフォーム。クレジットカード詐欺の予想や、小売り在庫の予測や顧客の購入行動を理解するなど、複雑なビジネス課題に取り組むデータサイエンスのパフォーマンスを向上させる。

「RAPIDS」は、GPU でアクセラレートした分析やマシンラーニングおよびデータ可視化に、一連のオープンソースライブラリを提供する。「RAPIDS」は、Apache Arrow や pandas、scikit-learn などを含む一般的なオープンソース プロジェクト上で、最も一般的な Python データ分析ツールチェーンにGPUアクセラレーションを追加することで構築される。NVIDIAとUrsa Labsが協力することで、コアとなるArrowライブラリのイノベーションのペースが加速し、分析とパフォーマンスに大きな飛躍をもたらすとしている。

RAPIDSオープンソースの一連のライブラリへのアクセスは、Webサイトから利用可能。

(川原 龍人/びぎねっと)

[関連リンク]
リリースアナウンス
RAPIDS

※本ニュース記事はびぎねっとITニュースから提供を受けて配信しています。
転載元はこちらをご覧ください。

Think ITメルマガ会員登録受付中

Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。

Think ITメルマガ会員のサービス内容を見る