連載 [第139回] :
  週刊VRウォッチ

指の動きをトラックするVR用グローブ「Manus Prime」の製品版発売へ

2019年7月1日(月)
Mogura VR
本記事はVR専門メディア「Mogura VR」から提供されているもので、国内外のVR関連情報をいち早く、正しく、分かりやすくお伝えします。

先週もVR/ARに関するニュースが多数報じられました。VR関連ですと、Manus VRのグローブ型VRデバイス「Manus Prime」製品版の発売が話題となりました。

Manus VRは、現実の手や指の動きをVRに反映することができるグローブ型VRデバイスです。これまで開発者版が販売されていましたが、「Manus Prime」シリーズという名称で製品化されました。

一方、AR関連では、Vuzix Corporationによる新型スマートグラスの開発や、VivoのARグラスといったARデバイスの報道が注目を集めました。

指をモーキャプするVR用グローブ「Manus Prime」製品版発売へ 振動搭載モデルも

Manus VRのグローブ型VRデバイス「Prime One」「Prime Xsens」「Prime Haptic」が7月下旬より国内発売されます。国内での取り扱いを発表したのはアスク社です。各デバイスの価格については問い合わせが必要とのこと。

グローブは約64gで最大5時間の連続使用が可能になります。SteamVRやOptiTrack、Vicon、Xsens、PhaseSpaceでのトラッキングに対応しています。

Prime Oneには手や指の向き、関節の屈曲を測定する12種類のセンサーを搭載しており、手の動きをトラッキングすることができます。Prime Xsensでは、Xsensモーションキャプチャスーツに対応しており、手の動きに加えて体の動きもトラッキングが可能です。さらにPrime Hapticでは、各指に振動を与えるバイブレーション機能が備わっており、装着者に触覚フィードバックを与えることが可能となっています。

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指をモーキャプ VR用グローブ「Manus Prime」製品版発売へ 振動搭載モデルも
https://www.moguravr.com/manus-prime/

VIVE COSMOS、解像度2880×1700でLCDパネル採用

HTCは、新型PC向けVRヘッドセットVIVE COSMOSの内蔵ディスプレイのスペック情報を公開しました。

VIVE COSMOSの内蔵ディスプレイには、LCD(液晶ディスプレイ)が採用されていることが判明しました。解像度は2880×1700(左右のディスプレイ合計)です。この解像度はHTC VIVEの2160×1200と比較して、ピクセル数ベースで約88%増となります。

HTCはTwitterで、VIVE COSMOSに関する情報を今週中(6月第5週)にさらに追加で公開する予定であると告知しました。同社のツイートによると「デザインと人間工学(design&ergonomics)」に関する情報を公開予定とのこと。

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VIVE COSMOS、解像度2880×1700でLCDパネル採用
https://www.moguravr.com/vive-cosmos/

より「メガネそのもの」なスマートグラスを米AR企業が開発中

AR/VR技術やスマートグラスを扱うアメリカの企業Vuzix Corporation(Vuzix)が、新型スマートグラスの開発を進めていることが判明しました。

新型スマートグラスの正式な名称は判明していません。また詳細なスペックも不明ですが、現行モデルの「Vuzix Blade」と比較して、より通常のメガネに近い形状になったことが確認できます。

開発は、Vuzixと現在マイクロLEDディスプレイの開発に注力しているPlessey Semiconductors Ltdとの共同開発体制で進められているとのことです。

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より“メガネそのもの”なスマートグラス、米AR企業が開発中
https://www.moguravr.com/vuzix-s-glasses-megane-sonomono/

中国から新ARグラス「Vivo AR Glass」登場、5Gスマホに対応か

中国の大手スマートフォンメーカーであるVivoが、同社初となる自社製ARグラス「Vivo AR Glass」を発表しました

2019年6月27日の時点で、Vivo AR Glassの詳細な仕様は判明していませんが、デバイスの向きと位置情報の両方を認識する6 DoF(自由度)のトラッキングが実装されていることが公表されています。

Vivo AR Glassは、Vivoが同ARグラスと並行して開発を進めている5G対応の新型スマートフォンに有線接続して使用します。主な用途として、「ゲーム」「オフィスワーク」「5Gシアター」「顔識別」「物体認識」の計5つの分野を想定して開発しているとのことです。

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中国から新ARグラス「Vivo AR Glass」登場、5Gスマホに対応か
https://www.moguravr.com/vivo-ar-glass/

※本ニュース記事は「Mogura VR」から提供を受けて配信しています。
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