印刷システム「CUPS 2.3.0」リリース
2019年9月4日(水)
CUPS開発チームは8月23日(現地時間)、印刷システム「CUPS 2.3.0」をリリースした。
CUPSは、UNIX系OS向け印刷システムで、「Common Unix Printing System」の略。モジュール化されたシステムであり、LPDやIPPなどのプロトコルに対応し、Windows・Mac OS向けのプリンタにほぼ全対応している。現在ではAppleの下で開発が進められている。
「CUPS 2.3.0」では、ライセンスに大きな変更が加わっている。従来はApache License 2でリリースされていたが、今回「GPL2」および「LGPL2」に例外を加えた独自のライセンスによってリリースされることになった。そのほか、スケジューラが強化されるなど、いくつかの変更が加わっている。
CUPS 2.3.0は、Webサイトから無償でダウンロード・利用できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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