クラス名を変更する
クラス名を変更する
仕様変更などでクラスの持つ責務が変更されたり、クラス名称付与のルール変更などでクラス名を変更する必要が生じる場合があります。最近のアプリケーション開発はクラス名がXMLファイルに記述されることも多いため、名称変更に手間がかかることがあります。
そんな時は、変更したいクラス名を右クリックし、「リファクタリング→名称の変更」をクリックします。型の名前変更ウィンドウの「非Javaファイル内の完全修飾名を更新」にチェックを入れ、同時に修正したいリソースファイル名を「ファイル名のパターン」に入力します。

図6:クラスの名称変更
プレビュー表示された修正を確認し、「OK」ボタンをクリックします。すると、プレビューで表示された修正内容がファイルに反映されます。
後で気付いた必要なパラメータを自動的に追加する
メソッドをコーディング中、実はパラメータ(入力引数)で受け取ったほうが汎用性が高いと気付いたり、そもそもパラメータが足りなかったことに気付くことがあります。
パラメータにするべきだったコード
public List exampleMethod() {
List list = new ArrayList();
list.add("message"); //文字列はパラメータにするべきだった
return list;
} そのような時は、パラメータにしたい部分にカーソルを置き、右クリックして「リファクタリング→パラメータの導入」をクリックします(図7)。
パラメータの導入ウィンドウでパラメータの変数名を設定し、「OK」ボタンをクリックします(図8)。

図8:リファクタリングするパラメータの名称
メソッドのパラメータが追加され、呼び出し元にコーディングしておいたパラメータが挿入されます。
パラメータ化されたコード
public List exampleMethod(String string) {
List list = new ArrayList();
list.add(string); //パラメータ化された
return list;
} 呼び出し元にパラメータが移動
HelloWorld helloworld = new HelloWorld();
helloworld.exampleMethod("message");|
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