世界に通用するJavaのプロフェッショナルを目指せ! 1

Java認定資格を取得するための第一歩を知る

はじめにIT業界に数多くあるテクノロジの中から、どれを極めて行けば長いエンジニアライフにプラス効果をもたらすのか、きっと皆さん日々考えられていることでしょう。自分がその立場になって考えてみると下記のような判断基準が考えられます。

伊藤 祐子

2007年8月23日 20:00

はじめに

IT業界に数多くあるテクノロジの中から、どれを極めて行けば長いエンジニアライフにプラス効果をもたらすのか、きっと皆さん日々考えられていることでしょう。自分がその立場になって考えてみると下記のような判断基準が考えられます。

  • 学んだ技術を活かす機会・市場が大きく、また長期間有効である
  • 世界的に優れたテクノロジとして認知度が高い
  • 情報交換や相互啓発が行える開発者のコミュニティがある
  • 就職・転職・昇給・昇進などに有利
  • 自分のキャリアアップに伴って上級レベルのテクノロジが用意されている
  • 習得した技術力を客観的に証明できる
表1:資格を取得する意義

Javaテクノロジーが上記に合致していることは多くの方に賛同いただける事実であり、これを選択しない理由はありません。

「Write Once, Run Anywhere」のコンセプトでJavaテクノロジーが誕生して10年あまり経ちます。今日では、500万ともいわれるJava技術者により開発されたアプリケーションに触れない日はないほど市場に浸透していますし、最近でも「Java FX」を発表してJavaテクノロジーは日々進化を続けています。

基礎から最新のJavaテクノロジーを習得し、Javaの進化と同期して自分自身も進化する。そしてさらにそれを客観的に証明できるJava認定資格を取得していくということは、このIT業界において無限のパスポートを手に入れることを意味すると思うのです。

「Java認定資格」とは

Javaテクノロジーの開発元であるサン・マイクロシステムズは、技術者がどのレベルの知識を習得されたかという指標を示すために認定制度 「Java認定資格」を行ってきました。「Java認定資格」は、サンがJavaテクノロジーというネットワーク社会を支える技術を習得した方に対し、そ の知識を世界共通の基準で評価・判定する資格制度です。

日本では1996年よりJavaプログラマとして基本技術を認定する「Sun認定Javaプログラマ」の提供を開始し、その後主に上位資格の種類を増やしてきました。現在、サンでは「Java認定資格」として、職務や知識レベルに合わせて選ぶことのできる8種類の資格を提供しています。

  • Sun認定Javaアソシエイツ
  • Sun認定Javaプログラマ
  • Sun認定Javaデベロッパ
  • Sun認定Webコンポーネントディベロッパ
  • Sun認定ビジネスコンポーネントディベロッパ
  • Sun認定Java Webサービスディベロッパ
  • Sun認定モバイルアプリケーションディベロッパ
  • Sun認定エンタープライズアーキテクト
表2:8種類のJava認定資格

これまでサンでは技術者向けのみの資格を提供してきましたが、2005年9月からプログラマを目指す方はもちろん、その他のJavaテクノロジーの基本的知識を必要とする営業職やコンサルタントの方なども対象としたエントリーレベルの資格「Sun認定Javaアソシエイツ」を開始しました。

こちらはJavaテクノロジーについてまずJavaの概要がどのようなものなのかを掴んでいただくことを目的としています。企業によっては新入社員研修などにも取り入れられているなど、受験者の数は徐々に広がりをみせています。

この記事をシェアしてください

人気記事トップ10

人気記事ランキングをもっと見る