長期サポート版となるアプリケーション・UIフレームワーク「Qt 5.6」リリース
2016年3月19日(土)
Digiaは3月16日(現地時間)、アプリケーション・UIフレームワーク「Qt 5.6」をリリースした。
Qtは、C++言語で実装されたアプリケーション・ユーザインタフェースフレームワーク。X Window Systemで利用されるGUIツールキットなどの用途で広く利用されているのみならず、GUI以外のアプリケーションでも利用されている。
「Qt 5.6」は、サポートが3年間継続して提供される長期サポート版(LTS版)としてリリースされた。Windows10への対応がフルサポートとなったほか、全てのプラットフォームで高DPI画面をサポートするなど、機能強化と安定性向上が施されている。
Qtには、商用版とオープンソース版があり、オープンソース版のライセンスはLGPLおよびGPLv3。オープンソース版の「Qt 5.6」は、Webサイトから無償で入手できる。また、商用版にはスタートアップ(Start-Up)が加わっている。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
リリースアナウンス
Qt Project
その他のニュース
- 2024/12/23 システム管理者向けライブLinuxディストリビューション「Grml 2024.12」リリース
- 2024/12/22 「LibreOffice 24.8.4 Community」リリース
- 2024/12/21 Slackwareをベースとしたポータブル向けディストリビューション「PorteuX 1.8」リリース
- 2024/12/21 「NetBSD 10.1」リリース
- 2024/12/21 セキュリティ調査向けLinuxディストリビューション「Kali Linux 2024.4」リリース
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。
全文検索エンジンによるおすすめ記事
- アプリケーション・UIフレームワーク「Qt 5.9」リリース、長期サポート版に
- アプリケーション・UIフレームワーク「Qt 5.7」リリース、ライセンス形態が大幅に変更に
- アプリケーション・UIフレームワーク「Qt 5.9.3」リリース
- アプリケーション・UIフレームワーク「Qt 5.9.5」リリース
- アプリケーション・UIフレームワーク「Qt 5.15.1」リリース
- アプリケーション・UIフレームワーク「Qt 5.15.1」リリース
- 「Qt 6.8」リリース
- アプリケーション・UIフレームワーク「Qt 5.13」リリース
- アプリケーション・UIフレームワーク「Qt 5.14」リリース
- アプリケーション・UIフレームワーク「Qt 5.14」リリース