「OpenBSD 5.9」リリース
2016年3月31日(木)
OpenBSD Projectは3月29日(現地時間)、UNIX系OSであるOpenBSDの最新版、「OpenBSD 5.9」をリリースした。
「OpenBSD」は、安全性を最重要視したBSD系統のOSで、「デフォルトインストールで高セキュリティ」という方針の下で開発が続けられている。 OpenBSD Projectは、Webサイトにて「長年に渡って、デフォルトインストールでのリモートセキュリティホールは2つだけ」と謳っている。対応プラットフォームは、 Alpha、armish、AMD64、i386、MIPS、PowerPC、SPARC、Zaurusなど、となっている。
「OpenBSD 5.9」は、当初5月1日のリリースが予定されていたが、前倒しでリリースされた。UTF-8サポートが改善され、Xen domUサポートの向上、UEFIブートのサポート強化のほか、セキュリティに関するシステムコール「pledge」の採用など、複数の機能強化が施されている。
「OpenBSD 5.9」はミラーサイトから自由に入手できるほか、CD-ROMセットも用意されており、OpenBSDプロジェクトのWebサイトから注文することができる。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
リリースノート
OpenBSD Project(日本語)
その他のニュース
- 2024/11/4 Debianベースのデスクトップ向けLinuxディストリビューション「Nitrux 3.7.1」リリース
- 2024/11/4 「LibreOffice 24.2.7 Community」リリース
- 2024/11/3 Microsoft、DNSSECを利用した受信SMTP DANEの一般提供を開始
- 2024/11/1 コードエディタ「Visual Studio Code 1.95」リリース
- 2024/10/31 ブラウザAIを搭載した「Opera One R2」リリース
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。