番外編 mixi Pluginであなたのサイトをソーシャルに!
SimplePostを使ってみよう
最後に、mixi Pluginの2つ目の新機能、SimplePostを使ってみましょう。
SimplePostは文字通り、ユーザがmixiに情報を「投げ込む」手助けができる、簡単でシンプルなインタフェースです。現在は「ボイスの投稿」「日記の投稿」「メッセージの作成」「予定の作成」「マイリストへの追加」「マイミクシィ申請」などの機能を利用することができます。SimplePostはmixiチェックよりも更に簡単で、書式に沿ったリンクを<a>タグで記述するだけで利用でき、サービスの登録なども特に不要です。
サービス識別子とは、どのサービスに情報を投稿するかを決めるキーワードで、
- voice
- diary
- message
- schedule
- mylist
- friendRequest
などを指定することができます。
リクエストパラメータは、通常のGETパラメータと同様に、サービスごとの仕様に沿ったパラメータを指定します。日本語などのマルチバイト文字を使用する場合は、予め内容をUTF8でエンコードして指定します。どんなサービス識別子があるか、どのようなパラメータを受け付けるかなどは、SimplePostの技術仕様にすべて記載されているので、URLを組み立てる際の参考にしてみてください。
→参考リンク「mixi Devleloper Center:SimplePost技術仕様」
たとえば、ボイスに「hello」と投稿するURLは次のようになります。
http://mixi.jp/simplepost/voice?status=hello
この記事を日記で紹介してもらうような場合などは、次のようなURLにすると良いでしょう(下の「日記を書く」をクリックしてください)。
なお、SimplePostのボタンとして使用する画像は、前述の技術仕様に掲載されているものを自由に使うことができます。SimplePostは色々なシーンで、とても簡単に利用できる仕組みですので、面白い応用例をぜひ考えてみてください。
バイラルを巻き起こせ!
今回は番外編として、新しく発表された新mixiプラットホームと、「mixiチェック」「SimplePost」の2つの新機能について、具体的な実装方法を交えながらご紹介させていただきました。「mixiチェック」や「SimplePost」などの「mixi Plugin」は、APIを使用しないとても簡単な仕組みで、プログラミングの知識がなくても、誰でも簡単に実装することができます。
しかしながら、mixi Pluginの仕組みは、mixiアプリやGraph APIの場合と違い、mixiがすてに提供しているソーシャルコミュニケーション機能に情報を投げ込むところまでしか開発者はハンドリングできません。単に情報をmixiに投げ込むだけではスパムと何も変わりませんし、それが価値のない情報であれば、ユーザの目に留まる機会も少なくなってしまいます。
そのため、mixiチェックの場合では、画像を含むコンテンツは極力画像を参照できるようにしたり、投稿するタイトルを目に留まるように面白くするといった工夫が必要です。SimplePostの場合では、思わず日記に書いてしまいたくなるような、面白いコンテンツや文面を提供することが大切になってきます。そして、いかに口コミをうまく機能させ、バイラルを巻き起こさせることができるかという点が、力の見せ所となってきます。
ぜひ読者の皆様のアイデアで、どんどん面白い使い方を試してみてくださいね。