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Eucalyptusのインストールと設定

2011年9月15日(木)
田中 智文(TANAKA TOMOFUMI)

Xen の設定

NC をインストールするサーバでは、次のコマンドを実行し、Xen の設定をします。

sed -i -e 's/#(xend-http-server no)/(xend-http-server yes)/' /etc/xen/xend-config.sxp
sed -i -e 's/#(xend-address localhost)/(xend-address localhost)/' /etc/xen/xend-config.sxp
# 設定を反映させるため、Xenのサービスを再起動
/etc/init.d/xend restart

なお、Eucalyptus を構成する各サーバとクライアントPC は時刻が正しく同期できていることが必要であるため、別途ntp を使って時刻同期の設定を行ってください。OS のインストールと設定が終わったら、次にEucalyptus のインストールを行います。

Eucalyptus のインストール

フロントエンドのインストール

はじめに、フロントエンドをインストールします。Eucalyptus のパッケージをインストールする前に、Eucalyptus の動作に必要な依存パッケージをインストールします。

yum install -y java-1.6.0-openjdk ant ant-nodeps dhcp bridge-utils httpd \
scsi-target-utils perl-Convert-ASN1

次に、Eucalyptus のパッケージを公式サイト注1 からダウンロードします。「REL-5/CentOS-5RPMs 64-bit」用のパッケージを選択し、「 eucalyptus-2.0.2-centos-x86_64.tar.gz 」をダウンロードします( 図4 )。

図4:パッケージのダウンロード(クリックで拡大)

ダウンロードしたファイルをフロントエンドに配置し、次のように展開して、展開したディレクトリに移動します。

tar xzvf eucalyptus-2.0.2-centos-x86_64.tar.gz
cd eucalyptus-2.0.2-centos-x86_64/eucalyptus-2.0.2-rpm-deps-x86_64/

Eucalyptus が依存するサードパーティ製のRPM パッケージをインストールします。

rpm -Uvh aoetools-21-1.el4.x86_64.rpm \
euca-axis2c-1.6.0-1.x86_64.rpm \
euca-rampartc-1.3.0-1.x86_64.rpm \
vblade-14-1mdv2008.1.x86_64.rpm \
vtun-3.0.2-1.el5.rf.x86_64.rpm \
lzo2-2.02-3.el5.rf.x86_64.rpm \
perl-Crypt-OpenSSL-Random-0.04-1.el5.rf.x86_64.rpm \
perl-Crypt-OpenSSL-RSA-0.25-1.el5.rf.x86_64.rpm \
perl-Crypt-X509-0.32-1.el5.rf.noarch.rpm \
python25-2.5.1-bashton1.x86_64.rpm \
python25-devel-2.5.1-bashton1.x86_64.rpm \
python25-libs-2.5.1-bashton1.x86_64.rpm
cd ..

注1  http://open.eucalyptus.com/downloads

最後に、Eucalyptus のRPM パッケージをインストールします。

rpm -Uvh eucalyptus-2.0.2-1.x86_64.rpm \
eucalyptus-common-java-2.0.2-1.x86_64.rpm \
eucalyptus-cloud-2.0.2-1.x86_64.rpm \
eucalyptus-walrus-2.0.2-1.x86_64.rpm \
eucalyptus-sc-2.0.2-1.x86_64.rpm \
eucalyptus-cc-2.0.2-1.x86_64.rpm \
eucalyptus-gl-2.0.2-1.x86_64.rpm

◆◇◆◇ NOTE Python 2.5 で実行するための修正 ◆◇◆◇

Eucalyptus 2.0 系で実装された管理用コマンドですが、執筆時点のバージョン(eucalyptus-2.0.0
~ eucalyptus-2.0.2)のCentOS 用RPM パッケージに含まれているものはshebang が「 /user/bin/env python 」と記述されており、CentOS 標準のPython 2.4 で実行してしまいます。そのため、次のコマンドを実行してPython 2.5 で実行するように修正する必要があります。

for cmd in `rpm -ql eucalyptus-2.0.2-1 | grep '/usr/sbin/euca-'`; do
sed -i -e 's|^\(#!/usr/bin/env python\)$|\12.5|' ${cmd}
done
著者
田中 智文(TANAKA TOMOFUMI)
NTTデータ先端技術株式会社

2008 年に高知から上京し、NTTデータ先端技術株式会社に入社。業務ではWebアプリケーションの開発やOSSクラウド基盤の調査、検証に従事。志田の作成したGUIクライアント「tAWS」のメンテナンスと機能拡張を行っている。
Twitter:@tanacasino

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