Windows Server 8のPowerShell3.0とIIS8.0

2012年2月21日(火)
工藤 淳

(3)PowerShell ISE

インテリセンスが利用できるなど使いやすくなっています。

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(4)Windows PowerShell Web Access

Windows Server 8の機能追加では[Windows PowerShell Web Access]という新機能が増えています。この新機能について説明していきます。

IISの設定は、一部設定が手動になりますが、完了後ブラウザからアクセスするとログイン画面が表示されます。

注意としてActive Directory Domain Serviceがインストールされ、ドメイン設定しなければログインが行えませんでした。

PowerShellの画面ではバージョンの参照を行っています。TABによる補完もできます。ブラウザベースで動作するので、社外からアクセスして利用することも可能です。急なサーバーの管理にも対応できます。

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PowerShell3.0では、先の記述した7つの強化が図られており、PowerShell2.0よりも便利になっていると考えられます。

Web Server(IIS)

この章ではIISについて少しだけ紹介します。Windows Server 8でIIS8にバージョンアップされています。

[Internet Information Services (IIS) Manager]

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初回起動時に、Microsoft Web Platform Installer(WebPI)へ促されました。ここからもMicrosoftのOSSへの取り組みが見えてきたような気がします。

[Internet Information Services (IIS) Manager]の画面を見ると、UIはIIS7.5をさほど変わった印象はありませんでした。

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IEでアクセスしてみると[IIS8]の文字がちょっとかっこいいです。

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IIS8のマネージャーからの見た目はさほど変わった様子はないが、コンフィグレーションやSSL、NUMAのスケーラビリティがIIS7.5から向上しています。

(参考:IIS sand-boxing and scalability for hosting on modern hardware

札幌でSEとして社内システム運用や構築に携わっています。「INSTALL MANIAX 2009
TETSUJIN64」「INSTALL MANIAX 3 Hyper-V祭り」では決勝に参戦。お菓子が美味しい!北海道情報セキュリティ勉強会(せきゅぽろ)のスタッフをしています。
ブログ:技術的な何か。検証ルーム

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