「夏の終わりに親子でロボット体験会」で体験した、マインドストームとNXTソフトで作る自律型ロボット

2012年9月8日(土)
Think IT編集部

9月1日の土曜日、代々木にあるサートプロさんの研修会場をお借りして「夏の終わりに親子でロボット体験会」が行われました。今回はその様子を案内するとともに、後半では神奈川工科大学で行われた、「ロボットと遊ぶアイデアコンテスト」についても紹介します。

みんなが考える「ロボット」ってなんだろう

当日集まった参加者たちを前に、メイン講師を務めるアフレルの軽部氏から、身の回りにあるロボットを考えてみようということで、アニメや漫画に登場するロボットから、現実に活躍しているものまで、さまざまなロボットが挙げられました。

ひと通り自分たちの考えるロボットを出して、ロボットを取り巻く状況に考えを巡らせたところで、いよいよ実際のロボット作りがはじまります。

いよいよロボットを組み立てよう

今回は教育用レゴマインドストームを使ったロボットの組み立てとプログラミングを体験しますので、まずはロボットの組み立てを行います。

レゴだからパチパチと楽に組み立てられると思いきや、けっこう細かいパーツが多く、テキストを一生懸命見ながら、慎重に組み立てていきます。差し込む穴がずれてしまいなんだかロボットが斜めになってしまった・・なんてこともしばしば。

NXT本体と簡単な操作方法

ロボットのコアとなるNXTユニット本体には、出力用のポートが4つと、入力用のポートが3つ、それからUSBをつなぐポートが1つ付いています。入力用のポートでは、センサーからさまざまな情報を受け取り、それを処理して出力用のポートにつながったモーターの制御などを行います。

本体中央には、液晶画面とオレンジのボタン、左右を示す三角のボタンと、戻る・キャンセルの操作を行うグレーの四角いボタンが付いています。これらのボタンを押して、センサーを使った計測や実際にプログラムを実行するわけです。

ロボットは、このNXTユニットを中心にして、自立して動けるようモーターや各種センサーを組み合わせて作っていきます。

センサーとモーター

上で紹介したように、NXT本体にはモーターや各種センサーを取り付けます。超音波センサーやタッチセンサーから受けた情報を本体で処理して、タイヤを取り付けたモーターに指示を出すと、ロボットが動き回れるようになります。

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