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安定した動画配信でコスト抑制も可能 Windows Azureのオートスケール機能

2013年9月6日(金)
作原 英輔

8月23日、都内某所で開催された動画マーケティング・セミナーに、株式会社FIXER(以下、FIXERと表記)代表取締役 松岡清一が登壇しました。今回は、このセミナーで講演した内容を中心に、Windows Azureが動画マーケティングに与えるメリットについて解説します。

現在、パソコンはもちろん、スマートフォン、タブレットという多様な端末の普及により、コンシューマがさまざまなサイトで動画を見る機会と時間は非常に増加しました。コンシューマに触れやすくなった動画を効果的に見せれば、商品販売、ブランド訴求、個人向け情報提供などに大きな成果をもたらします。Windows Azureを使って、このような動画マーケティングを成功に導くためのポイントを提案したいと思います。

TVCMとWeb動画の効果的な連動を実現

TVCMは、商品やブランド訴求に大きな効果を発揮します。しかし、放映する時間が限られているため、企業が本当に伝えたいことを伝えるには十分ではありません。

そこで、TVCMを導入パートととらえ、そのTVCMと連動して、企業が伝えたいことを時間制限なしで伝えられる動画を配信すれば、より影響力のあるマーケティングとなります。

このようなTVCMと動画を連動させたマーケティングを実践し、Windows Azureを活用した動画配信サイトに、アサヒビール株式会社(以下、アサヒビールと表記)の『ASAHI MOVIE CHANNEL』があります。

どのように連動させているか、ひとつの事例を取り上げながら、具体的に説明します。

アサヒビールが筆頭スポンサーであるテレビ番組『情熱大陸』のCMに、ハリウッド監督が演出した雄大な映像が流れる。視聴者は興味を引き、誘導先の動画サイト『ASAHI MOVIE CHANNEL』にラインアップされている目当ての動画に一斉にアクセス。アクセスが殺到し、トラフィックは増加するが、Windows Azureのオートスケール機能により自動的にインスタンス(サーバー)が増え、安定的に動画が配信される。これが大まかな流れです。

オートスケールにより自動的にインスタンスが増加しトラフィックを支える

エラスティックな運用ができるWindows Azureを活用することで、 アクセスが急激に増加しても、動画を見ることができない、画質が劣化して動画を十分に楽しめない、というようなことはありません。CMを見た視聴者の期待を裏切らず、また、余分なコストをかけず、常に安定した動画を配信し、視聴者の欲求を高められます。

動画そのものの質を高めることに専念したい場合、アクセスの急増・集中に耐えられる基盤づくりをサポートサービスに任せれば、費用・時間・労力というリソースをコンテンツづくりに注力することができます。導入設計から運用・保守・監視までをサポートサービスが担当することで、万一トラブルが生じても即時に対応がなされ、安定した動画配信が保証されます。

こうして、動画マーケティングを構築する際、常に問題点として配慮されなければならないトラフィック問題から解放されれば、自由な発想による大胆な企画が生まれる可能性も高まります。

コストを抑制できる、最適な動画運用が可能

アクセスが急に増加する場合以外にも、サーバー不要な時間帯がある場合、また予測不可な使用増がある場合や周期的な使用増が予測できる場合にも、Windows Azureとそのサポートサービスを利用すれば、コストを最小限に抑えた運用が可能です。

サーバーの稼働をON/OFFしてコスト削減が可能

サイトへのアクセスが殺到する時間帯とそうでない時間帯がある場合、サーバーの稼働をON/OFFすることでコストを削減することができます。既存のオンプレミス環境では成し得ない、クラウドならではのスマートな運用方法です。

予測不可な使用量増加にも柔軟な対応が可能

ニュースやWebでコンテンツが話題になり、突発的にアクセスが増加した場合、それが深夜であっても、万全な監視サービスのもと、リアルタイムで対応することができます。一時的かつ急激なアクセスの伸びに合わせ、スケールアウト/スケールインを行います。

周期的な使用量増加にも対応する体制を整えられる

メールマガジンの発行やスポーツの結果発表のタイミングなど、アクセスの大きな増減が予測できる場合、その周期に合わせたインフラ体制を整えることができます。

このように、Windows Azureとサポートサービスをともに活用することで、費用、時間、労力を最小限に抑えながら、アクセスの増減に柔軟に対応できる動画運用が可能になります。

エラスティック運用について説明するFIXER 松岡
株式会社FIXER クラウドインテグレーション事業部 部長

Webシステム開発会社に入社後、大手コンビニエンスストアのホームページシステムのインフラ運用を担当。その後、大手証券会社のオンライン取引システム構築プロジェクトのインフラチームに参画。豊富な実績を経て、多数のプロジェクトを掛け持ちするプロジェクトマネージャーとなる。新規のシステム構築提案を行っていく中で、従来のオンプレミスだけではなく、クラウド提案の必要性を実感し、株式会社FIXERに入社。現在、今までのシステム構築のノウハウを携え、クラウドプラットフォームWindows Azureのエキスパートとして縦横無尽に活躍中。

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