3D空間に絵が描けるVRお絵描きツール「Tilt Brush」がOculus Riftにも対応!

2017年2月27日(月)
Mogura VR
本記事はVR専門メディア「Mogura VR」から提供されているもので、国内外のVR関連情報をいち早く、正しく、分かりやすくお伝えします。

2月もとうとう終わりとなり、今年度も残すところあと一ヶ月になりました。今回は、ARに関連した話題が盛り上がりをみせています! ARが今後どのような発展を遂げていくのか、とても気になりますね!!

HoloLensをつけていない人にもVR映像が見える! 録画して楽しめる新機能「Spectator View」

Microsoftは、HoloLensからの映像を録画できる機能「Spectator View」を発表しました。三人称視点として使うHoloLensやカメラを用意することで、体験者を外から映しつつアプリケーションの映像も見える「Spectator View Camera」もサポートしています。

VR、MRといったアプリケーションは体験者にしか伝わりづらく、HoloLensにも「使ってみないと分からない」という壁がありましたが、「Spectator View」はHoloLensで見えている景色をキャプチャーする機能で、一人称視点で見えている映像を共有することができるようになります。これにより、VR、MRアプリケーションによる経験を他人に説明しやすくなります。

さらにもう一台のHoloLensとHDMI出力に対応したデジタル一眼レフカメラ、3Dプリントでの部品を用いることで、「Spectator View Camera」と呼ばれる三人称視点での映像撮影も可能になりました。Spectator View Cameraを使うことで、体験者の頭のブレや視界でわかりづらくなることがなく、客観的にコンテンツを見ることができます。

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HoloLensをつけていない人もゴーグルを通した映像が見える新機能「Spectator View」が発表
http://www.moguravr.com/spectator-view/

UE4の新バージョンは、VRエディタの強化やPSVR専用ガンコントローラー対応を追加!

エピック・ゲームズは、ゲームエンジンUnreal Engine 4の最新版となるバージョン4.15をリリースしました。前回のバージョンは2016年11月にリリースされたので、3ヶ月ぶりの更新となります。4.15では不具合の解消に加えて、実験的な新機能も追加されています。 Unreal Engine 4.15はVRサポートを継続し、PlayStation VR専用のガンコントローラ「Playstation VR Aim Controller」のサポートや、VRエディタの改良などの追加を行いました。

今回のアップデートでは、VRエディタのクイックメニューとラジアルメニューの使いやすさと機能性を向上させ、新しい外観、 新しいナンバーパッドUIが追加されました。開発者は、ゼロから9までの数値、およびテキストフィールドの負の値と小数の値を入力できます。追加された機能の完全なリストについては、Unreal EngineのブログでNintendo Switchのサポートを含む説明を見ることができます。

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UE4、Ver4.15にてVRエディタの強化やPSVR専用ガンコントローラー対応を追加
http://www.moguravr.com/ue4-ver4-15/

価格は15万円から! マウスがGTX 1060搭載のクリエイター向けVR対応ノートPCを発売!

2月21日、株式会社マウスコンピューターは、クリエイター向けPCブランド「DAIV(ダイブ)」より、sRGB比95%の液晶パネルを搭載した15.6型ノートパソコン「DAIV-NG5720 シリーズ」を販売開始しました。同シリーズは、「GeForce® GTX VR Ready」に準拠した最新のグラフィックスチップGeForce® GTX 1060 / 3GBを搭載し、最新の第7世代インテル® Core™ i7 プロセッサーを搭載したモデルです。10Gbpsの転送速度に対応したUSB 3.1(Type-C)端子を2基、さらにUSB3.0(Type-A)端子を3基、1000Base-T対応LAN端子やMini DisplayPort 2基、HDMI 1基など、充実したインターフェイスを搭載しています。本体左側面には、HDMIとUSB3.0(Type-A)を隣接配置しており、VR用HMD接続にも便利なレイアウトとなっています。外部映像出力端子は、すべて4K-UHD解像度に対応しており、内蔵ディスプレイを含めて、同時に4画面表示が可能です。

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価格は15万円から マウス、クリエイター向けVR対応ノートPCを発売
http://www.moguravr.com/daiv-ng5720/

3D空間に絵が描けるVRお絵描きツール「Tilt Brush」がOculus Riftにも対応!

グーグルが提供しているVR向けお絵描きソフト「Tilt Brush」がOculus Rift向けに配信されます。「Tilt Brush」は、VRで手を動かして絵を描くことのできるVR版ペイントともいえるソフトです。これまではHTC Vive向けにSteamで配信されていましたが、このたびOculus Rift向けにもOculus Storeで配信されることになります。Oculus Rift用のハンドコントローラー、Oculus Touch専用のコンテンツとなります。まるで現実の手がVR世界の中にあるかのように感じられるOculus Touchにより、あたかも手で線を描いているような感覚になります。

GIFアニメやスクリーンショット、動画撮影なども可能であり、作った作品をシェアすることができます。また、Tilt Brush Toolkitを使い、作ったものをゲーム等に組み込むこともできるようになっています。

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アートの革命 VRお絵描きツール『Tilt Brush』がOculus Riftにも対応
http://www.moguravr.com/tilt-brush-vr/

MWCにてARとVRを切り替える眼鏡型デバイスをサムスンがサンプル展示!

サムスン電子は、来週バルセロナで行われる携帯機器の展示会「Mobile World Conference 2017(MWC)」で新たなVR/ARプロジェクト「Creative Lab(C-Lab)」で検討しているアプリケーションを展示すると発表しました。MWCでは、視覚障がい者向けの補助機能アプリ、モニターレスでPCを使うための眼鏡、家具の配置シミュレーション、360度旅行体験プラットフォームのサンプルを展示します。

2012年12月に創設されたC-Labは、創造的な企業文化を奨励し、革新的なアイデアを育てていくためのサムスン内部のベンチャー創出プログラムです。今回C-Labは、スタートアップ企業がどのようなソリューションを出してくるのかをテーマに展示を行います。MWCで展示するソリューション内容は、本ニュースの詳細からご覧ください。

本ニュースの詳細はこちら:
ARとVRを切り替える眼鏡型デバイス サムスンがサンプル展示
http://www.moguravr.com/sam-vr-ar/

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